◆7月は社会を明るくする運動強化月間です
▽社会を明るくする運動とは
全ての国民が犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない地域社会を築こうとする全国的な運動です。今年で73回目を迎えます。
テレビや新聞では、毎日のように事件(犯罪)のニュースが報道されていますが、安全で安心な暮らしは全ての人の望みです。
犯罪や非行をなくすためには、どうすればよいのでしょうか。取り締まりを強化して、罪を犯した人を処罰することも必要なことです。しかし、立ち直ろうと決意した人を社会で受け入れていくことや、犯罪や非行をする人を生み出さない家庭や地域づくりをすることもまた、とても大切なことです。
立ち直りを支える家庭や地域をつくる。そのためには、一部の人たちだけではなく、地域の全ての人たちがそれぞれの立場で関わっていく必要があります。「社会を明るくする運動」では、犯罪や非行のない地域をつくるために、一人ひとりが考え、参加するきっかけをつくることを目指しています。
町では、この運動を広く周知し理解と協力を求めるため、毎年7月に町防犯協会等による街頭啓発活動を行っています。また、本別地区保護司会足寄町分区には13人の保護司がおり、犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支えるため、見守りやさまざまな相談、指導、犯罪予防活動を行っています。
法務省や支援団体でもポスターの掲出、新聞やテレビ等の広報活動に加え、誰でも参加できる催しを行っています。「生きづらさを包み込むコミュニティ」を実現するためにいま何が求められているのか、そして、自分には何ができるのかを、皆さんで考えてみませんか。
※QRコードは本紙P.18をご覧ください。
詳細:役場住民課住民生活担当
【電話】28-3858
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