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自治体の皆さまへ

第22回 町政に届け私たちの考え~豊郷町中学生議会を開催~(1)

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滋賀県豊郷町

8月9日(水)、豊郷町の未来を担う子どもたちに、町政への理解と関心を深めてもらうため、豊郷町中学生議会を開催しました。今回の中学生議会には豊日中学校の11名が議員として参加し、通常の議会と同じように進行。未来を担う生徒たちは日頃疑問に感じていること、これからのまちづくりへの思いなど、町からの答弁をうけ、自主的に再質問をしたりと、様々な視点から全21問の質問や提言を行いました。
その一部をご紹介します。

■町政一般質問(抜粋)
▼町内には遊具等で遊ぶことのできる場所が少ないように感じています。
小さい子どもや大人も含めて、豊郷町に住むみんなが安心、安全に運動や外遊びを楽しめる町の公園を増やしてもらえませんか。
西山(にしやま)みゅうさん
▽答
町内では、下枝にスポーツ公園がありますが、昨年サブグラウンドがオープンし、運動ができる環境を充実させております。また、未就学児用の遊具も増やしているところです。
自治会の公園でも、遊具を新しくする字があるなど、地元の公園も環境整備に努められているところですので、新しく整備しました町のサブグラウンドをはじめ、今ある公園を積極的に活用していただきたいと思います。また、中学生の皆さんがどのような遊具が欲しいのか、意見をもらえましたら、今後の取り組みに生かしたいと思います。(企画振興課課長補佐)

▼少子高齢化についてどのような対策をとられているか教えてください。
本田優生(ほんだゆうき)さん
▽答
少子高齢化の問題は、これまでもこれからも豊郷町の重要な課題であります。
豊郷町では、子育て支援策として高校生世代までの医療費の無償化、給食費の無償化を県下でいち早く実施すると共に、今年度より修学旅行への補助金の増額、校舎や体育館の修繕、保・幼・小学校への電子黒板設置など、教育環境等の整備を積極的に行っています。
これからも、皆さんのような若者が、笑顔いっぱいで毎日勉強に仕事に励んで頂けるよう、各施策を推進してまいる所存です。(町長)

▼豊郷町は、中学生の給食費や医療費が無償など教育に力を入れています。町として教育に力を入れていることをホームページなどで宣伝してみてはいかがでしょうか。
木輪怜亜(きわれいあ)さん
▽答
医療費については高校生世代までの無償化が、また給食費については小、中学生を対象に無償化されました。いずれも滋賀県内で初めての取組として実現しております。
これらは、次世代を担う子どもたちの健やかな成長を願い、また子育て世帯への経済的負担の軽減、若者世代の定住促進を目的に安心して子育てできるまちづくりを目標に町全体で取り組んでいる施策の一部です。
現在のところ町としては、町勢要覧に掲載したり、豊郷町への移住を促すパンフレットを作成しホームページにアップしてPRしています。今後も町内外に向けて引き続き発信していきたいと思います。(学校教育課課長補佐)

▼すまいるたうんばすのさらなる有効活用について教えてください。
田中心(たなかしん)さん
▽答
「すまいるたうんばす」は高齢者や障害をお持ちの方が通院や買い物に行くための、町内を走る無料のバスです。バスの利用者は、昨年1年間で6,759人でした。1日おおよそ30人の方にご利用いただいております。また、バスの停留所は、町内に46か所あります。
多くの方にご利用いただいており、利用者の様子を確認しながら、便数や停留所を検討しています。
今年度は、町内に歯医者さんができたため、停留所を増やしたいと思っています。(保健福祉課課長)

▼災害時の町の対応と、私たちにできることはなにか。
井上耀真(いのうえようま)さん
▽答
まずは、氾濫が起きる前に彦根気象台や滋賀県と連携を取り、水位が高まっていないか確認、危険な水位と判断される場合は、町民の皆さんに指定の場所へ避難するよう呼びかけます。また、避難所の設営訓練や物資の備蓄を行うことで、日々災害に備えています。
次に、中学生の皆さんにできることですが、危険な箇所を把握したり、自分の身の守り方について話し合ったりしてください。また、近所にお年寄りがおられたら、積極的に声をかけて安否確認することも立派な防災対策です。
ぜひ、みなさんで自分に何ができるのか考えてみてください。(総務課課長補佐)

▼町の観光の発信力の強化について教えてください。
竹内孝陽(たけうちこうよう)さん
▽答
本町ホームページに阿自岐神社・伊藤忠兵衛記念館等の観光案内が掲載された特設サイトを開設したり、パンフレット等を作成し、町内外にPRしています。
PRを通じて、豊郷小学校旧校舎群で、映画「君の膵臓を食べたい」や、NHKの朝ドラ「カムカムエブリバディ」や「おちょやん」のロケ地として利用されたり、「軽音甲子園」が開催されたりして、全国の皆さんに豊郷町を知っていただき、たくさんの方が訪問されました。
これからも、PRはもちろん、近隣市町、民間団体と協力し、観光地のアピールを続け、豊郷町の良いところを、たくさんの方に伝えて観光事業に取り組んでいきたいと考えています。(産業振興課課長補佐)

▼(1)私たちが町に税金を納めるようになるのは、年齢によって決まるのか。(2)私たちが今後、町に納める税金にはどのようなものがあるのか。
北川桃(きたがわもも)さん
▽答
(1)税金を納めることに、年齢は関係ありません。
消費税は、国の税金にはなりますが、何か商品等を買った場合、商品代と一緒に消費税を納めることになります。
(2)町民の皆さんに納めていただく税金は5種類あります。
1.豊郷町に住所がある個人や会社に対して前年収入によって決まる市町村民税
2.土地や建物などにかかる固定資産税
3.原付バイクや軽自動車などに係る軽自動車税
4.75歳以下の方で、自分で会社を営んでいる人や会社を退職された方が加入される国民健康保険に入っている人に係る国民健康保険税
5.たばこを売った本数に応じてかかってくるたばこ税です。(税務課課長補佐)

▼マイナンバーカードの現状について
千代留沙良(ちよどめさら)さん
▽答
マイナンバーカードは本人確認のための身分証明書として利用することができ、カードを利用して役場に来庁しなくても、スマートフォンやパソコンから転出の手続きや、その他にも児童手当等の行政手続きのオンライン申請や税の確定申告もできます。
今まで役場に来庁して行っていた手続きが、一部ですが自宅からでもできることが増え、住民の方の負担軽減にもつながっています。
町としては、広報やホームページ、結ネット等でマイナンバーカードの申請・交付について広く周知を行っております。今後、利用範囲も増えてくることから多くの住民の方に取得していただけるよう周知していきたいと考えております。(住民生活課課長)

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