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〔わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025〕近江八幡にトライアスリート集う

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滋賀県近江八幡市

2025年の「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」では、市内で「トライアスロン」が開催されます。今回はこの競技の紹介とともに、世界で活躍されている内田弦大(げんた)選手からお話を伺いました。

◆基本情報
国スポでは、オリンピックと同じ「スタンダード・ディスタンス」の距離で競います。
▽種目ごと
スイム…1.5km
バイク…40km
ラン…10km

▽〔まめ知識〕スイム・バイク・ランだけではない?もう一つの種目「トランジション」
スイムからバイク、バイクからランに移行する際もタイムが進行し、この間を「トランジション」と呼びます。次の種目に合わせたウエアへの着替えなどをスムーズに行うため、さまざまな工夫が施されています。この間の1秒が後々、大きな差になるため非常に重要なポイントです。

◆トライアスロン開催日
開催日:
・2024年9月8日(日) リハーサル大会
・2025年9月28日(日) 本大会
場所:市特設トライアスロン会場
休暇村近江八幡の目の前にある宮ケ浜水泳場が会場です!

■〔世界で活躍中〕内田選手にお話を伺いました
▽プロフィール
1997年3月26日生まれ26歳。滋賀県高島市出身。現在は(公財)滋賀県スポーツ協会所属。

▽熱中するものが欲しくて始めた
中学までの9年間は水泳を、高校での3年間は陸上をしていましたが、大学では選手を引退し、友達と遊び勉強やアルバイトをしていました。ただ、その生活がどこか満たされず、何か夢中になれるものを探し、父が昔やっていた「トライアスロン」に興味を持ちました。

▽トライアスロンは総合力が問われる競技
水泳や陸上では全国大会に出場はできましたが、勝ち切ることができませんでした。それでも3種目を組み合わせたトライアスロンでは、国体での優勝にまでたどり着けました。自然の中を走るため、準備やペース配分が必要ですが、きちんと準備すれば結果に結びつきやすい競技だと思います。仕事面でもマネジメント能力が身につき、自己規律ができました。

▽トライアスロンができるだけで幸せ
今は主にイギリスを拠点に活動しています。日本では「食事・人とのつながり・言葉・安心安全」が、生まれたときからほとんど確保されていましたが、海外ではその土台が崩れる時がありました。1つ1つその土台を整えていくことで、競技ができる幸せを感じ、これまで以上に練習に身が入るようになりました。今は、毎日幸せだと感じながら練習しています。

▽周りに良い影響を与えられる選手に
これからもいろいろなことに挑戦をし発信して、それを見た人が「頑張ろう」と思ってもらえる人になりたいです。周りに支えられていることに感謝しながら、トライアスロンという枠を超え「アスリート代表」として活躍したいです。

◆2023年開催のかごしま国体で滋賀県代表として出場し、優勝!!
▽勝ちにこだわり、勝ち切ることができた
去年はあと一歩が届かず2位に終わってしまいましたが、今回は勝ち切れたのでほっとしてます。優勝争いに加わると、選手同士の駆け引きが多くあり、自分のペースを崩すと相手の思うつぼになる。「勝つためにはどうしたらよいか」を考え、淡々と冷静にこなすことで「勝ち」につながりました。

◆2025年の国スポに向けて
地元滋賀県の琵琶湖でトライアスロンができるので、非常に楽しみです。淡水スイムは塩分がないため浮きにくく、一方で池やプールと違って波はあるため特殊な環境になりますが、しっかりと準備をして勝ち切り、2024年の佐賀大会を含めて「3連覇」します。
今年のかごしま国体では、会場となった徳之島全体が歓迎ムードでとても心地よかったので、歓迎してもらえると選手としてうれしいです。トライアスロンを通して自分の「生きざま」と「ストーリー」を見せたいと思いますので、スイム・バイク・ラン全てを見ていただきたいです。

問合せ:国スポ・障スポ推進課
【電話】33-6600【FAX】33-6622【ホームページID番号】15046

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