■クレジットカードの不正利用が増加しています
〔事例〕
クレジットカード会社から残高不足で代金の引き落としができなかったと督促状が届いた。慌ててカード会社に電話したところ、覚えのない利用が複数回あり、50万円以上の請求になっていることがわかった。
昨年のクレジットカードの不正利用による被害額は、全国で430億円を超え、過去最悪となりました。消費生活センターにも「身に覚えのない請求がある」という相談が多く寄せられています。
カードが不正利用される原因は、盗難によるものや事業者側からの情報漏えいなどさまざまです。なかでも最近は、ショートメッセージなどから偽のウェブサイトに誘導し、カード番号などを盗み取る「フィッシング」が原因とみられるケースが増加しています。
自分のカードに不審な請求があった場合、まずは本当に自分の利用ではないか冷静に確認しましょう。自分に覚えがなくても家族が利用しているケースも見られます。家族にも心当たりがないか聞いてみましょう。不正利用が疑われる場合、早急にカード会社に連絡し、カードの利用停止や不正利用の調査を依頼する必要があります。カードの不正利用に早く気付くためにも、毎月の利用明細は必ずチェックしてください。
■消費者トラブルで困ったらご相談ください!
近江八幡市消費生活センター(人権・市民生活課内)
【電話】36-5566・【FAX】36-5882
消費者ホットライン【電話】188(いやや)
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