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自治体の皆さまへ

赤こんリポート

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滋賀県近江八幡市

■学校に行きたくない子たちに寄り添い、学校に戻れるようになるまで見届ける
松村美沙枝リポーター
出町に拠点をもつふぉるすりーるグループの加藤光治さんは、学習塾やフリースクール、マルシェを運営・主催するなど、書ききれないほどいくつもの顔を持っている元教師。特にフリースクールでは、心の支援や勉強の支援、マルシェの運営サポートなどを通して、人との関わりを学ぶ支援など、多方面からアプローチをかけています。加藤さんは、自信をつけてまた学校という「居場所」に戻っていく生徒を何人も見届けたそう。不登校に関する理解を深める講演活動にも積極的で、「同じ想いを持つ仲間を増やし、自分だけでは救えなかった子たちをもっと救っていきたい」と熱い想いを語っていました。

■共に生きられる地域へ
東恵子リポーター
市障がい児者保護者連絡協議会の勉強会が11月25日、「きょうだいとしての本当の気持ちその思いに向き合う」と題して桐原コミュニティセンターで開催されました。6歳下にダウン症の弟がいるおうみ福祉会の長谷川寛人さんは「弟に勉強を教えたい」と特別支援教育を学ぶうちに支援員の仕事に出合いました。蒲生野会の藤宮裕憲さんは、近所から苦情が出る姉の行動に母が「しょうがないねん」「ごめんな」と言うのがつらかったそうです。事故で障がいを負った弟がいるわたむきの里福祉会の酒井了治さんは「親御さんは、子どもたち一人ひとりに愛情を注いで」と話しました。3人は「『社会の子』として受け止められるよう、地域の応援団作りのために皆さんも活動してほしい」と保護者に向けてエールを送りました。

■まぶち子ども体験フェスタ2023「スポーツ鬼ごっご」
馬場利男リポーター
11月18日に、スポーツ鬼ごっこが馬淵学区まちづくり協議会の主催で馬淵小学校体育館で行われ、児童と保護者33人が参加しました。スポーツ鬼ごっこは、時間内にトレジャー(宝)を多くハント(獲得)したチームが勝ちとなる競技です。相手のトレジャーを取りに行くことも、自陣のトレジャーを守ることも重要です。敵陣でタッチされても、コートの外側から自分のエリア(安全地帯)へ戻ると再びコートに入ることができます。最初はみんな、トレジャーを取りに行くことばかりで自陣が手薄になり、簡単にトレジャーを取られていましたが、後半になると、守る役と取りに行く役を決めて簡単に取られなくなっていました。スポーツ鬼ごっこは楽しい軽スポーツで、児童たちも汗をかきながら楽しんでいました。

■「アートでおしゃべり」対話型鑑賞in市美術展覧会が盛況
渥美勉リポーター
11月29日~12月1日の3日間、市美術展覧会の出展作品をおしゃべりしながら鑑賞する対話型鑑賞会が行われました。平面・立体・書・工芸・写真と多彩な作品がある中、1つの作品をじっくりと鑑賞し、感じたことや気付いたことを参加者同士で話していると、自分だけでは気付かなかった作品の魅力がどんどんあふれ出し、大変盛り上がりました。参加者からは「自由な視点でモノ・コトを感じる習慣がつけば、人間関係や自身が生きる環境が豊かになる」「私の子どもはすでに社会人だが、今日の方法を幼稚園時代から取り入れて子育てがしたかった」といった意見がありました。

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