本年度、人吉市では新たに25人が100歳を迎えられ、8月末現在で100歳以上の人は60人に。その中から岩本さんと泉さんにインタビューし、これまでの暮らしや長生きの秘ひけつ訣を聞きました。
■岩本シヅコさん
(城本町・大正12年5月2日生まれ)
家族やデイサービスの皆さんに支えられて元気に過ごしています
◇100歳を迎えて
気が付いたら90歳。それからあっという間に100歳を迎えました。親戚や隣保班の皆さん、デイサービスの職員の皆さんにお祝いしてもらってうれしかったです。
◇若いころのお仕事
主人と山を開墾し農業をしていました。94歳ごろまで畑仕事をしていましたが、最近は思うように体が動かなくなってしまいました。
◇現在の暮らし
23年前に主人が亡くなり、現在は息子や娘のそばで暮らしています。みんなよくしてくれるのでありがたいです。
◇元気の秘訣
テレビで野球や相撲を観戦すること。
◇娘さんから見たシヅコさん。
来客時はお客さまに失礼のないように気を使ったり、外出するときはきちんと身なりを整えたりするなど、100歳になっても変わらず気遣いができるところが母らしいなと思います。
■泉泉光俊
(いずみ みつとし)さん(西間下町・大正12年8月22日生まれ)
妻と過ごす毎日が幸せこれからもよろしくね
◇100歳を迎えて
よう生きてたなと思います。
◇若いころのお仕事
理数系の教師として、中学校で働いていました。今でも教え子たちが顔を見に来てくれたり連絡をくれたりするのがうれしいですね。
◇現在の暮らし
妻(95歳)と一緒に老人ホームに入居しています。新聞を読むのが日課です。
◇元気の秘訣
妻がいてくれるから元気でいられます。妻としゃべることが日々の楽しみです。
◇奥様から見た光俊さん
冗談を言うのが好きで、お世話になっている老人ホームの職員さんたちを笑わせるのが楽しいようです。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>