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自治体の皆さまへ

【復旧復興状況】防災力強化のための行政の取り組みをお知らせします

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熊本県人吉市

■国の取り組み

◆球磨川の情報を発信しています
八代河川国道事務所ホームページでは、球磨川のライブカメラや河川水位、雨量、レーダー雨量などの情報を見ることができます。雨が降り始めたら積極的に雨や川の情報を集め、適切な避難行動をとりましょう。
※本紙掲載の2次元コードを読み取るか、「早(は)よ見なっせ球磨川」と検索してください。

◆まちなかの電柱に洪水の浸水深を表示しています
水害の危険性を知ってもらうために、地域全体をハザードマップと見立てて、生活空間であるまちなかに洪水の浸水深を表示する取り組み「まるごとまちごとハザードマップ」を進めています。

令和2年7月水害で浸水した深さを電柱に表示しています。住んでいる地域に浸水深が表示されている電柱があったら、次の3つを確認してください。
(1)令和2年7月豪雨でどこまで浸水したのかを確認。
(2)浸水深は何メートルで、どこまで浸水するのかをハザードマップで確認。
(3)避難先をハザードマップで確認。

◆コミュニティタイムラインづくりに取り組んでいます
コミュニティタイムラインとは、町内会や自主防災組織の会長や役員が中心となって、住民が水害発生に備えて事前に取るべき防災行動について整理し、まとめた地域の防災計画のことです。防災計画を作りたいという町内会は、八代河川国道事務所または市防災課までお問い合わせください。

問合せ:八代河川国道事務所流域治水課
【電話】0965-32-4135(代表)

■県の取り組み

◆「緑の流域治水」の見える化
令和2年7月豪雨で甚大な被害を受けた球磨川流域では、自然環境との共生を図りながら流域全体の総合力で安全・安心を実現する「緑の流域治水」に取り組んでいます。緑の流域治水について県民の皆さんに広く知ってもらうため、球磨川流域の地形の特徴や洪水発生のメカニズム、具体的な取り組み内容を紹介する動画などのコンテンツを県ホームページで公開しています。

問合せ:県球磨川流域復興局
【電話】096-333-2610

◆マイタイムラインの普及促進
マイタイムラインとは、大雨や台風などの自然災害から身を守るために一人一人が作成する防災行動計画のことです。県では、マイタイムライン普及促進に向けて次の取り組みを行っています。
・マイタイムラインを手軽に作成できる専用ウェブサイトを開設(令和3年9月)。
・マイタイムライン作成を支援する動画を制作(令和4年10月)。
・市町村や学校などと連携し、マイタイムラインを活用した防災教育を支援(令和4年度は県内20校で実施)。
・学校での防災授業を支援するための防災教育フォーマットを作成し、県立教育センターホームページに掲載(令和5年3月)。

問合せ:県危機管理防災課
【電話】096-333-2811

◆河川の復旧状況
○堆積土砂撤去・河道掘削
球磨川流域の県管理河川では、毎年、出水などで堆積した土砂を次期出水期までに撤去できるよう掘削していて、令和2年7月から令和5年4月末までの累計で約117万m3を撤去しました。引き続き、地元の要望を伺いながら、河川の流下能力の維持を図ります。

○河川情報の充実・強化
球磨川流域の県管理河川では、今年度の出水期に向けて新たに河川監視カメラ11基(LED照明含む)を施工中で、そのうち人吉区間では2基を施工中です。
引き続き関係機関と連携し、地域住民への周知、河川カメラの配置計画の見直しや増設などを行います。

問合せ:県河川課
【電話】096-333-2507

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