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自治体の皆さまへ

ハートがたくさんの村づくり Vol.205

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熊本県南阿蘇村

差別のない、人への思いやりを大切にする、明るい南阿蘇村をつくりましょう。

■改めて、部落差別(同和問題)について考えてみませんか
部落差別(同和問題)とは…
日本社会の歴史的過程で形づくられた身分差別により、日本国民の一部の人々が長い間、経済的、社会的、文化的に低位の状態を強いられ、今なお日常生活の上で様々な差別を受けるなど、我が国固有の人権問題です。
部落差別(同和問題)に関する様々な人権問題が今なお起きています。

▽事例1 結婚・就職等における差別
同和地区出身であることなどを理由に結婚に反対されたり、就職等において不利な扱いを受けるなどの事案が発生しています。

▽事例2 差別落書きなど
同和問題に関する差別的な落書きがされたり、ビラがまかれるといった事案が発生しています。
特に近年は、インターネット上で、不当な差別的取扱いを助長・誘発する目的で特定の地域を同和地区であると指摘するなどの事案も発生しています。

▽事例3 差別につながる身元調査など
出身地を調べたり、特定の地区が同和地区かどうか調査したりするなどの事案が発生しています。こうした調査は、不当な差別的取扱いにつながりかねないものです。

▽事例4 えせ同和行為
「えせ同和行為」は、部落差別(同和問題)を口実に、企業や行政機関などへ不当な圧力をかけ、高額の本を売りつけたり、寄付金を強要するなどの行為です。こうした行為は、同和地区出身者などに対する偏見を助長し、部落差別(同和問題)の解決を阻む大きな要因となっています。

部落差別(同和問題)を正しく理解し、一人一人の人権が尊重される社会の実現を目指しましょう。

■人権擁護委員委嘱のお知らせ
このたび、令和5年4月1日付けで、大津眞佐子さん(両併二)、野中保春さん(東下田)に法務大臣から人権擁護委員の委嘱がありました。

▽人権擁護委員はあなたの相談相手です
人権擁護委員の仕事は
・常設相談所または特設相談所において、面談または電話による人権相談に応じること
・国民一人一人の人権意識を高めるため、様々な人権啓発活動をおこなうこと
・相談などにおいて、被害者から「人権を侵害された」という申告があった場合には、法務局の職員と協力して、人権侵犯事件の調査・処理に携わり、当事者の利害・主張の調整をおこなうなど、事案の円満な解決を図ること
などです。
人権擁護委員はあなたの相談相手です。いつでもあなたの相談に応じてくれます。

▽特設人権相談会
相談日:6月1日(木)午前10時~午後3時
場所:久木野総合福祉センター

村民みんなで「ハートがたくさんの村」をつくりましょう。
総務課 人権政策係【電話】0967-67-1111

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