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第79回 こうし歴史発見

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熊本県合志市

■文化財
・竹迫橋(たかばばし)
所在地:竹迫・下町
・後川辺橋(うしろかわべばし)
所在地:栄・後川辺
・宮橋(みやばし)
所在地:豊岡・宮本

時代:江戸時代末期・明治初期
熊本県は眼鏡橋の宝庫です。また、石橋は、古くから地域住民の生活に欠かせない大切な存在でした。しかし、大きな河川のない本市では眼鏡橋も少なく、道路拡張のために解体されたり、眼鏡橋部分がほとんど見えなくなったりしているのが現状です。市にある(あった)数少ない眼鏡橋を紹介します。

(1)竹迫橋
竹迫城の外堀である新堀(現鶴川)に架かる単一アーチ橋です。竹迫下町の重要な交通の要衝にあるため数回にわたって拡張工事がなされ、眼鏡橋の部分はほとんど見えません。旧合志町の眼鏡橋の中で、現存している唯一の橋です。

(2)後川辺橋
後川辺の間を流れる上庄川に架かるミニ単一アーチ橋です。文政9(1826)年8月に築造。現在は解体されて隣接地に石組みが保存されています。

(3)宮橋
塩浸川上流に架かる原口と上庄を結ぶ単一アーチ橋です。天保15(1844)年10月に築造。この橋も、昭和62(1987)年の道路拡張で眼鏡橋部分が解体され、石材は蛇ノ尾公園内にあります。

問合せ:生涯学習課 生涯学習班
【電話】096-248-5555

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