■架空請求詐欺に注意しましょう
▼事例1
携帯電話に+(プラス)から始まる12桁の番号から電話があった。いつもは知らない番号からの着信には出ないのだが、うっかり出たところ、大手電話会社をかたり未納料金があると言われた。利用していない電話会社だったので電話を切った。情報提供する。
(80代 男性)
◇解説
+(プラス)から始まる電話は国際電話です。電話に出たことによって高額な料金を請求されたり、個人情報を知られてしまう可能性があります。また電話を折り返すことによって、高額な通話料金を請求されることもあります。
携帯電話の場合、登録のない番号からの着信には出ないようにしましょう。
固定電話の場合は、留守番電話にしておくのも被害防止につながります。
▼事例2
『訴訟最終告知』と書かれたはがきが届いた。最終期日が今日までになっている。連絡をしないと給与や財産を差し押さえるとある。これまで請求書などは来ていない。
(60代 女性)
◇解説
何らかの方法で入手した名簿を元に、手当たり次第にはがきを送付しており、個人を特定して送っているものではありません。電話をかけると、裁判の取り下げ費用などの名目で高額な費用を請求されます。一度払ってしまうと次々に請求され、被害が拡大するケースもあります。
また、住所は知られていますが電話をかけることによって、電話番号も知られてしまい、別の方法で請求してくる可能性もあります。不審な電話やメールには注意しましょう。
架空請求かどうか判断がつかなかったり、不安に思ったときは消費生活センターへ相談しましょう。
問合せ:市消費生活センター(安全安心課内)
【電話】096-248-5442
相談受付時間:平日 午前10時〜午後4時
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