森林環境譲与税を活用した取り組みを紹介します

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町からのお知らせ

森林環境譲与税は、地球温暖化防止や土砂災害防止を目的として、水源の涵養や国土の保全をはじめ、国民の生命・財産を守ることにもつながる森林整備を適切に進めるため、市町村に譲与されるものです。
和水町では、森林環境譲与税を活用して下記の取り組みを行います。

◆和水町荒廃竹林整備事業助成金
近年、手入れがされず荒れた竹林の増加により、あらゆるところに竹が侵入しており、土砂災害発生の危険度が高くなります。和水町では、荒廃竹林の拡大防止のため、竹林整備にかかる費用を一部助成します。
(1)対象地の竹を全て伐採　10a当たり　10万円
(2)対象地の竹を間伐(列状間伐)　10a当たり　5万円
(3)筍生産を目的に間伐(定量間伐)
※適正本数約250本/10aを目安
10a当たり　5万円
(4)侵入竹の除伐　10a当たり　5万円
※対象地は、面積が概ね1a以上で、立竹本数が10a当り概ね400本以上の荒廃竹林となります。また、過去3年間において、国・県・町の補助金等の交付を受けていない荒廃竹林が対象となります。

◆和水町竹粉砕機貸出
竹林整備の支援として、伐採した竹を粉砕する機械の貸出しを計画しています。粉砕したチップは、堆肥などの肥料として有効活用できます。貸出しは10月頃を予定しています。

◆和水町危険木伐採等助成金
台風等の自然災害により、住宅に直接的な被害を及ぼす恐れのある、危険木の伐採・撤去などにかかる費用を一部助成します。
(1)対象経費
危険木の伐採、撤去及び処分に対する経費
(2)助成額
事業費の1/2以内(上限10万円)
※危険木とは、胸高直径が概ね20cm以上かつ樹高が5m以上の立木で、倒木により住宅への被害や通行の支障となる恐れのあるものです。

◆林業従事者人材育成に対する助成
営利を目的とした林業に従事するには、刈払機取扱講習、チェーンソー特別教育講習を受講する必要があります。和水町では、林業従事者人材育成を推進しており、資格を取得する人に対して受講料を助成します。
(1)チェーンソー伐木業務特別教育講習会補助　10,000円以内
(2)刈払機取扱作業者安全衛生教育講習会補助　8,000円以内
(3)チェーンソー及び刈払機購入補助((1)(2)の受講後1年以内に限る)
各々1人1台　事業費の30%以内(上限30,000円)
※刈払機取扱講習及びチェーンソー特別教育講習については「林材業労災防止協会熊本県支部」ホームページ(【HP】https://www.rinsaibou-kumamoto.jp/)をご確認ください。

問合せ：農林振興課　林務耕地係
【電話】0968-34-3111(内線725)