山鹿市では、令和4年度と5年度の2年間をかけて「山鹿市都市計画マスタープラン(第2期)」を策定しています。都市計画マスタープランは、おおむね20年後の将来を見据えた「まちづくりの将来像」を定め、その実現に向けた土地利用や都市施設の整備などに関する方針を示す計画です。
これまで平成21年3月に策定された「山鹿市都市計画マスタープラン」に沿って地域特性を生かした一体のまちづくりを進めてきましたが、人口減少や少子高齢化の進行、多発する自然災害、価値観の多様化、高度情報技術の進展などの変わりゆく社会経済情勢に対応するため、新たなまちづくりの方針として第2期計画を策定することとしました。
令和4年度は本市の課題を抽出するため、現況の整理や市民アンケートを実施し、その結果をもとに「全体構想」として目指すべき「まちづくりの将来像」について検討しました。本年度は、土地利用や道路・交通などの分野別の「まちづくりの方針」に加え、「地域別構想」として旧市町の範囲で区分した地域ごとに「地域づくりの目標」や「地域づくりの方針」を検討しており、全体を取りまとめた素案ができた時点で市ホームページなどに掲載し、皆さんからの意見を募集します。
■市民アンケートを実施しました!
アンケート調査は令和4年8月、15歳以上の市民3千人に郵送による配布回収方式(回収率33.9%)とインターネットによる回答方式(回答件数83件)で行いました。
市民が望む将来のまちの姿では「雇用環境が充実し、働く場や機会が多いまち」、「高齢者などが住みやすい福祉・医療のまち」、「子どもを育てる環境が充実したまち」の回答が多くなっています。
■市民参加による会議を開催しています
都市計画マスタープランは、市民の意見を反映しながらまちづくりの将来ビジョンを確立していく計画ですので、地域住民の代表者をはじめ、学識経験者や関係行政機関の職員、各種団体の代表で構成された策定協議会を設置しています。また、市役所の関係各課が集まって方向性を検討する策定推進委員会があり、各会において議論を重ね、担当事務局で調整を図っています。
※市民アンケートの結果やこれまで開催された策定協議会での会議資料については、市ホームページに掲載しています。
問合せ:都市整備課
【電話】43-1591
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