■山鹿市における今後の高齢者人口の推移
山鹿市の高齢化率は令和4年38%で、約3人に1人が65歳以上の高齢者となっています。また、75歳以上人口は増加傾向が今後も続き、65歳未満人口は減少を続けることが予測されています。
超高齢社会のいま、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けるためには、体と心を健康に保つことが大切です。そして、住民主体による支え合いや高齢者自身が地域の担い手として社会参加する地域づくりが必要です。
○山鹿市総人口の推移と予測(第8期山鹿市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画より)
■地域の担い手「やまがサポーター」として活動してみませんか
「やまがサポーター」は地域の新たな担い手として高齢者の元気づくり、ちょっとした困りごとのお手伝い、認知症の普及啓発などのために、山鹿市で活躍するボランティアです。3月が本年度最後の養成講座です。ぜひ参加ください。
日時:3月の金曜日(1日・8日・15日・22日)午後1時半~4時
対象:山鹿市在住で健康状態が良好な人(年齢制限なし)
場所:介護予防拠点「くたみの実家」
受講料:無料
申し込み方法:
やまが元気倶楽部(【電話】36-9238)
やまが生活サポートセンター(【電話】43-6565)
いずれかに電話
※講座はすべて受講していただきます。
■支え合いによる地域づくりのため生活支援コーディネーターと一緒に解決していきましょう!
生活支援コーディネーターは、地域住民の「困りごと」「どうにかできないか…」を地域の皆さんと話し合いながら「できるかもしれない」を一緒に探すお手伝いをしています。地域の困りごとはお気軽に相談ください。また、生活支援コーディネーターから地域の皆さんに協力をお願いすることもあります。
◆生活支援コーディネーターと地域の皆さんの話し合いで実現できたこと
○事業所
事業所の空きスペースを使ってください。
○生活支援コーディネーター
事業所と地域の皆さんをマッチング
○地域の皆さん
・高齢者が集まれる場所がほしい。子どもと交流できるといいですね!
・保育士を退職した人たちに見守り役をお願いしてみましょう。
・子どもたちが土日に遊ぶ場所として使いたい!
↓
◆高齢者と子どもが集える通いの場・高齢者の生きがいづくりに!!
市内8カ所の生活圏域に生活支援コーディネーターを配置しています。各生活圏域の生活支援コーディネーターについては、広報やまが10月号「山鹿市地域包括支援センターだより」を確認ください。
■体と心の健康のため「いきいき100歳体操」はじめてみませんか?
平成30年の2グループ20人から始まり、令和5年12月末現在で、18グループ約180人の65歳以上の皆さんが週1回、元気に楽しく「いきいき100歳体操」を実施しています。
今回は「参加のきっかけ」や「体操を続けたことでどう変化したか」など参加している人の声を紹介します。
○参加者の声(平小城の保柳(ほやぎ)地区)
保柳地区は令和5年7月から始まり、毎週月曜日午後1時から保柳公民館で実施しています。
・手をつかずに椅子から立ち上がれるようになりました。
・みんなとのおしゃべりも楽しいです!
・家でも自分に必要な体操をするようになりました。
・地域の人から「一緒にしよう!」と誘われて参加しました。
・お世話係の志柿です。たくさんの人に参加してもらうため、男性も含め地域の皆さんに声をかけました。
○100歳体操の成果
私たちが指導・評価しています!
・鹿本地域リハビリテーション広域支援センター
・地域密着リハビリテーションセンター
Aさん(70代・女性)
開始前はバランス・歩行能力ともに平均値を下回っていましたが、100歳体操開始6カ月で平均を上回る結果となりました。
運動機能評価結果
TUG:椅子から立ち上がり3メートル歩いて戻ってくる時間
○菊鹿の黒蛭(くろびる)地区の皆さん
令和5年5月開始
毎週火曜日午後1時から黒蛭公民館
私たちも元気に実施しています!
いきいき100歳体操が広がっています。
仲間や近所の皆さんとはじめてみたい人は地域包括支援センターまで電話ください。
問い合わせ先:山鹿市地域包括支援センター
【電話】43-1077(山鹿健康福祉センター内)
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