暮らし・健幸ー本の世界ー

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■今月のおすすめ
※今月は湯前町人権教育推進協議会から寄贈を受けた本の一部を紹介します

▽差別はたいてい悪意のない人がする
キム・ジヘ(著)など　大月書店
性差別、LGBT、外国人、障がい者…あらゆる差別はマジョリティからは「見えない」。私たち自身の中にある思考のバイアスと、日常の中にありふれた排除の芽に気づき、真の多様性と平等を考えるための思索的エッセイ。

▽「父の支配」を乗り越えた時
沖藤典子(著)現代書館
北海道の国鉄職員で社会党の地方議員でもあった父は、強烈な家父長意識の持主だった。父は「娘は名字が変わるから」と女の子を差別した。著者は、父に愛されようと自分の名字を名乗ってくれる男性と学生結婚。しかし…。

▽むれ
ひろたあきら(著)KADOKAWA
シンプルなテキストに、びっしり描き込まれた「むれ」。子どもたちは夢中になって仲間はずれを探します。ひと味違った探し絵遊びができる1冊。大人も子どもも、多様性ある社会を生きるすべての人たちへ。

▽じぶんのきもちみんなのきもち
サラ・オレアリー(著)など　あかね書房
男か女か聞かれた女の子が「どっちでもいいじゃん!」というと、子どもたちが集まってきて、自分が聞かれたくないこと、聞いてほしいことを次々と口にする…。多様性が謳(うた)われる現代に、一人一人を尊重するとはどういうことかを問いかける絵本。

問合せ：中央公民館図書室
【電話】0966-43-2050
平日…AM8：30～PM5：00
土日・祝…AM9：30～PM5：00