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新年のごあいさつ 辰年の思い2024(2)

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熊本県湯前町

■不断の努力で職責を全うし、思いに応える議会を目指す
議長 金子光喜
謹んで新春をお祝い申し上げます。町民の皆さんにおかれましては、新春を清々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年1月の議長就任以来、町民の皆さんと同僚議員の力強いご支援で円滑な議会運営ができましたことに、心からお礼を申し上げます。令和6年の年頭に当たり、議会を代表して新年のごあいさつを申し上げます。

▽2期目の長谷町政
新型コロナウイルス感染症の影響で、さまざまな社会活動が制限されてきた数年間でした。ようやく普段通りの生活を送れるようになりましたが、ウクライナ情勢の深刻化やパレスチナ問題など、世界情勢は激動の中にあり、物価高騰など先の見えない難しい時期を脱却できない状況です。本町では住民の暮らしを守るために、さまざまな取組を進めているところですが、さらなる対策の必要性を感じています。
昨年4月に長谷町政2期目がスタートし、新型コロナウイルス・災害・物価高騰で厳しい中にも明るい兆しを求めて奮闘されています。町政の動きを十分理解しながらも、議会としての機能・役割を十分に果たせているか自問自答を繰り返し、全力で向き合っていく所存です。

▽議員定数の協議
一昨年、町民有志の会から議員の定数削減について要望書が提出されました。「議会改革調査特別委員会」で計7回審議を行い議論してきましたが、全議員の意見を統一することはできませんでした。最終的に採決を行い、次回の改選での議員定数は現状(10人)を維持することを結論としました。議会と執行機関は対等な関係で、相互に緊張感を持ちながら協力して自治体運営に当たる責任があります。議会は多様な住民の意見を反映させ、政策立案や監視機能を十分に発揮することが求められます。定数削減により議会の機能が十分に発揮できなくなる懸念(けねん)あがあるため、議員定数は現状維持が望ましいと判断しました。今一度議員一人一人が初心に帰り、不断の努力を続け、資質向上に努めるとともに与えられた職責を全うし、町民の皆さんの思いに応えられるよう、より一層努めていきます。
ことし11月には湯前町議会議員選挙が行われます。「これからも住み続けたい」と思えるまちにするために、若者や女性の立候補が増えることを切に願っております。

▽あいさつ状の禁止
公職選挙法では、年賀状や暑中見舞いなど「時候のあいさつ状」を選挙区内の人に出すことが禁止されています。議会改革調査特別委員会で法律の内容を再確認し、議会活動に反映しています。クリーンな政治活動を推進するために、町民の皆さんにもご理解いただければと思います。

▽結びに
今後とも議員一丸となり、町民福祉の向上につながる議会となるよう取り組んでいきます。町民の皆さんの一層のご支援ご協力をお願いします。
本年が本町にとって、さらなる発展の年になるよう、町民の皆さんには健康で笑顔があふれる輝かしい年になるよう、心から祈念し、新年のごあいさつとします。

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