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市政だより台湾コラム 3

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熊本県熊本市

◆台湾の年越し
6月から連載を行っている台湾コラム。3回目は、過去に語学留学生として台湾に留学経験のある、台熊友好会所属の小森田 優太さんに「台湾の年越し」について紹介してもらいます。

語学留学で約2年間台湾に住んでいました。台湾では、年越しは「跨年(クアーネン)」と言います。漢字のとおり「年を跨(また)ぐこと」を意味します。台湾では、春節(旧正月/2024年は2月10日~)が日本でいうお正月にあたるため、私が通っていた学校も年末年始の連休はなく、1月2日から授業がありました。その代わりに、春節(旧正月)に1週間程度お休みがあります。
そんな台湾では、年越しに合わせて、年越し野外ライブや花火大会が開催され、私が住んでいた高雄でも同様のイベントが大変人気でした。特に、「台北101」の花火大会が迫力満点で有名で、年末年始に連休がない台湾では、帰省せずに友達と過ごす人が多い印象です。
また、年越しといえば、日本では新年の初日の出が有名ですが、台湾も同様です。私もお勧めスポットの「阿里山(ありさん)」の「祝山観日平台(=祝山(しゅくさん)展望台)」に実際に行きました。台北からは、台湾高速鉄道(新幹線)やバスを利用して行くことができます。標高約2500mから見る日の出は絶景で、周りの自然もとても美しく、樹齢2000年を超える檜(ヒノキ)も壮大です。また、通年暖かい気候の台湾では珍しいことですが、標高が高いため、私が行った1月下旬はマイナス2度まで下がりました。訪れる際は、気温を確認し、寒さ対策をされてくださいね。
ご興味を持たれた方は、ぜひ「跨年」を楽しみに、台湾を訪れてみてはいかがでしょうか。
台熊友好会 小森田 優太

問い合わせ:国際課
【電話】096-328-2070

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