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令和5年度当初予算 「熊本の未来へつなぐ」

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熊本県熊本市

「新型コロナウイルス感染症対策」を最優先の課題と位置づけ重点的に予算を配分するとともに、「コロナ・災害からの脱却」、「徹底的な市民本位の生活の追求・DXの推進」、「上質な生活都市くまもとを支える都市基盤整備」の3点を柱として、地域社会の回復やこども施策の大幅な拡充、交通渋滞の解消などに取り組みます。

◆一般会計の概要
・令和5年度一般会計当初予算規模は、3,815億円で、前年度比24億円の増(伸び率+0.6%)となりました。
※一般会計当初予算は震災関連分を除くと過去最大規模
・コロナ対策を最優先の課題とし、重点的に予算を配分。

○当初予算の比較

※四捨五入の関係で、足し上げた数値の合計や差し引きの数値が一致しない場合がある
一般会計:福祉、教育、道路・公園整備など、市の一般的な事業に関する会計
特別会計:原則として、保険料などとして入ってくるお金で、事業に要する経費が賄われる会計
企業会計:原則として、民間企業と同じように、サービスの提供で収益を上げ、その利益で事業に要する経費が賄われる会計

◆令和5年度当初予算の主な取り組み
※令和4年度2月補正予算計上分を含む。

1. コロナ・災害からの脱却
(1)熊本地震の教訓を生かした次の災害に備える防災力の強化
○防災力強化
・3Dシステムを活用した適切な避難行動の促進、浸水標識設置等…7,850千円
・緊急情報を確実に届けるための調査設計…111,500千円
○記憶・教訓の伝承等
・“熊本地震の日(4月16日)”にあわせた体験型防災イベント等の実施…12,400千円
・熊本城の文化財的価値保全と計画的復旧…2,215,400千円

(2)感染拡大防止と社会経済活動の両立
○感染拡大防止
・検査体制の確保と感染症患者への支援…2,996,000千円
・救急活動における感染防止対策の強化…74,800千円

○社会経済活動
・空き店舗への新規出店等に対する支援…32,500千円
・制度融資の信用保証料ゼロを実施…10,000千円

2.徹底的な市民本位の生活の追求・DXの推進
(1)こどもを核としたまちづくり
○経済的支援
・こども医療費助成制度の拡充…2,196,358千円

○妊娠相談
・妊娠・出産に関する相談体制の強化…4,500千円

○居場所づくり
・ヤングケアラーや要保護児童たちのための“こどもの居場所”づくりの推進…6,600千円

(2)脱炭素社会の実現・地下水保全
○脱炭素
・熊本連携中枢都市圏における脱炭素に向けた取り組みの推進…14,200千円
・公共建築物のZEB化に向けた方針策定…18,100千円

○地下水保全
・くまもと水ブランドの情報発信…5,600千円

(3)DXの推進による利便性の向上
○経済
・市内中小企業に対するDX推進の伴走支援…32,000千円

○教育
・学校の事務連絡アプリのモデル導入…8,500千円

○来庁者の利便性向上
・窓口改革の推進…74,950千円

3.上質な生活都市くまもとを支える都市基盤整備
(1)だれもが移動しやすく暮らしやすい都市づくり
○公共交通への利用転換
・公共交通と自動車交通の最適な組み合わせ“ベストミックス”の構築…49,000千円
・“バス・電車無料の日”の実施やパークandライドの推進…35,300千円

○利便性向上
・快適な自転車の利用環境整備やヘルメット着用の推進…75,900千円
・バス停の待合環境整備によるバリアフリー化の推進…10,000千円

(2)花と緑あふれるまちづくり“森の都くまもと”の復活・定着
○緑の総合的・戦略的な取り組み
・緑の基本計画アクションプログラムの策定と事業展開…10,000千円
・樹木剪定(せんてい)や雑草対策の強化による美しい街並みづくり…1,882,677千円

(3)TSMC進出を好機としたまちづくりの推進、交通対策等への対応
○土地利用
・半導体関連企業の誘致強化…10,000千円

○交通対策
・“10分・20分構想”推進や渋滞対策の推進…201,000千円

詳しくはQRコード(本紙P4参照)からご確認ください。

問い合わせ:財政課
【電話】096-328-2085

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