北稜高等学校による箱庭設置作業「造園の魅力を知ってほしい」

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5月16日、玉名市役所正面玄関にて、北稜高校造園科の生徒の皆さんによる箱庭設置作業が行われました。「髙瀬裏川花しょうぶまつり」の開催に合わせ、来庁されるお客さんにまつりの開催を知ってほしいという思いから北稜高校造園科が3年前から始めたもの。6月6日まで設置されました。

●北稜高校　造園同好会　松岡泰裕(まつおかやすひろ)さん
こんにちは、私は、北稜高校で造園同好会の顧問の松岡です。日頃より、本校の教育活動へのご理解とご協力ありがとうございます。
さて、今回「第31髙瀬裏川花しょうぶまつり」において本年度も玉名市役所と高瀬裏川に箱庭を展示させていただきました。昨年までは新型コロナの影響もあり、色んな場面で制限がある中での開催でしたが、本年度はコロナも以前よりは落ち着き、昨年以上に来客も多く、まつりが盛り上がるのではないかと思います。
今回、そのまつりにおいて、2カ所に展示を行いました。どちらの箱庭も日本庭園で生徒たちが日頃から学んだ技術を応用して、どのようにすれば玉名市(花しょうぶまつり)や造園をPRしていけるか考え、竹垣には小岱山を表現したり、庭の園路は花しょうぶの会場の遊歩道をイメージしたものにしたりと生徒自身が考え設計・施工をしました。また、中の植栽も日頃の学習で管理している植物の配置を行い、庭の美しさを色んな角度から見て仕上げました。
関わった生徒一人一人が意見を出し、試行錯誤しながら製作しましたが、本年度もいい作品を製作することができ、玉名市役所や高瀬裏川を訪れた人の心が少しでも癒していだけたなら幸いです。
今後も北稜高校の造園科・造園同好会は、玉名地域や造園を盛り上げる活動を続けていきたいと思いますので、ご協力をこれからもよろしくお願いします。

●北稜高校　造園同好会　2年造園科　畠田孔希(はただこうき)さん(玉陵中学校出身)
今回、市役所と高瀬裏川の2カ所に造園同好会で箱庭を製作させてもらいました。
花しょうぶまつりは、私が幼い頃から長い間、地域のお祭りとして慣れ親しまれている有名なお祭りなので、庭の製作という形で関わることができて、とてもうれしいです。
私は、箱庭を製作するに当たって、見ていただく人に花しょうぶを生かして庭でどう表現すればよいか、どのように伝えようかを部内で意見を出し、考えて、訪れた人々が見て楽しんでいただけるようにと思い製作しました。
今回、花しょうぶまつりに来ていただいた人たちに少しでも地域や造園の魅力について知ってもらえると幸いです。