令和5年度 当初予算

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令和5年度当初予算が3月議会定例会で可決されました。
一般会計　54億6,027万円
特別会計　17億937万円

◆歳入
歳入予算は、自主財源(町が独自にもつ財源)が45・6%、依存財源(国・県からの補助金など)が54・4%となっています。最も大きい依存財源である普通交付税は、約13億3,500万円を見込んでいます。今年度の自主財源で最も大きい繰入金は、役場新庁舎建設のために積立てた基金(貯金)繰入金が主なものです。次いで、町民の皆さんが納める町税で約5億9,500万円、ふるさと納税などの寄附金が約3億円となっています。新庁舎建設により、これまで積立ててきた基金(貯金)を取り崩すことになりますので、町税及びふるさと納税などの自主財源の確保に向け取組んでいきます。

◆歳出
歳出予算総額は、前年度比18億2,665万円の増です。新庁舎建設、木葉駅構内エレベーター設置、道路改良事業や半高山公園整備に対する経費の増が主な要因ですが、原材料やエネルギーの価格高騰や円安の急激な進行による物価高騰の影響を受け、全体的に事業費が増加しています。
令和5年度は新庁舎建設という特殊事情により、かなり大きな予算規模となっています。教育・医療・福祉などに係る経費は生活に直結するもので削減・圧縮は困難ですが、収入と支出のバランスに留意しながら事業を精査し、健全な財政運営に努めます。

▽令和5年度の主要事業
・ウクライナ支援事業　960万円
・新庁舎建設事業　14億2,953万円
・ふるさと納税業務委託料等経費　2億1,600万円
・木葉駅構内エレベーター設置費　1億2,490万円
・証明書コンビニ交付サービス導入費　470万円
・社会福祉協議会補助金　3,600万円
・循環バス運行事業　890万円
・子ども医療費助成　3,400万円
・保育所運営費負担金　2億4,392万円
・学童保育委託料　2,613万円
・保育所副食費補助　945万円
・出産・子育て応援交付金事業　525万円
・スマート農業導入支援事業　333万円
・道路新設改良費　2億9,407万円
・カントリーパーク整備事業　1億140万円
・小中学校給食費補助　2,650万円
・小中学校施設整備費　6,275万円

◆用語解説
・一般会計
町の行政運営にかかる基本的な経費を計上した会計
・特別会計
一般会計の歳入歳出と区別して別に処理するための会計

▽歳入
・自主財源
町が自主的に収入できる財源
・依存財源
国や県から交付される収入
・諸収入
財産貸付による財産収入や各種分担金、負担金、使用料、手数料、寄附金など
・地方交付税
所得税、法人税、消費税などの国税収入の一部を国が交付
・国・県支出金
国・県が使用目的を特定して交付
・町債
公共施設の整備などにあてる借入金

▽歳出
・扶助費
教育、医療、福祉などの社会保障費
・普通建設事業費
道路、橋りょう、河川や公共施設の建設費
・物件費
委託料、消耗品、通信運搬費等
・維持補修費
道路、橋りょう、公共施設等の修繕費
・補助費等
各種団体への補助金、負担金
・議会費
議会運営のための費用
・総務費
行政運営やまちづくりのための費用
・民生費
福祉・医療のための費用
・衛生費
ゴミ処理や病気予防のための費用
・農林水産業費
農林業の振興のための費用
・商工費
商工業・観光振興のための費用
・土木費
橋や道路などのインフラ整備のための費用
・消防費
消防や災害予防のための費用
・教育費
学校や生涯学習のための費用
・災害復旧費
災害時の復旧のための費用
・公債費
借り入れたお金の返済のための費用
・予備費
緊急時に備えるための費用