■人吉地区交通安全協会
球磨支部 元支部長 吐合征勝さん
◇交通事故が起きないように見守り続けた32年間
平成3年4月から令和5年3月までの32年の間、人吉地区交通安全協会球磨支部として交通指導員を務めあげられた吐合征勝(はきあいせいかつ)さん(吐合地区)。朝の出勤時間帯や子ども達の通学時間帯にあわせ、球磨橋で立ち番を行い、村の交通安全と安心な村づくりの推進に大きく貢献されました。
吐合さんは、「子ども達が『おはようございます』と元気な声であいさつしてくれることがとても嬉しく思い出になっています」と話し、また、「子ども達を交通事故から守らないといけないという使命感で行っていました」と活動を振り返りました。
昔の話を聞くと、「32年前はスクールバスがなく、歩いて登校する児童や、車の交通量が多かったと感じます。また、立ち番をしていると、一時停止場所でも徐行する車がいて、こういうことが事故に繋がると思います。交通事故が起きないように、一人一人が交通ルールを守り、日常の中で意識してほしいです」と話しました。
最後に「事故や怪我もなく務めることができて良かったです。自分自身に感謝すると共に、これまで支えてくれた妻にも感謝します。今後も交通事故に注意して車の運転をしたいです」と抱負を語りました。
一生懸命何かに取り組んでいる人や楽しんでいる人など、球磨村で頑張っている人を募集します。(団体も可)自薦・他薦は問いません。応募する場合は、お問い合わせください。
問い合わせ:復興推進課 企画調整係
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