令和2年7月豪雨災害からの復旧・復興情報

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■神瀬地域の住宅整備事業者が決定しました
3月22日、球磨村買取型小規模改良住宅整備事業に係る業者選定委員会を開催し、次のとおり事業者を選定しました。
選定事業者：大和ハウス工業株式会社　熊本支社
6事業者から様々な提案がありましたが、選定された大和ハウスからは、各世帯の交流や災害時の避難に配慮した住棟配置、快適性の高いユニバーサルデザインなどの住戸計画に関する提案があり、最も高い評価となりました。令和5年度中の完成を目指して整備を進めていきます。

▼大和ハウス工業株式会社熊本支社による提案書を抜粋して掲載します。
◇地域特性
(1)棚田・石垣・山桜を原風景に持つ、清流と緑豊かな周辺環境
(2)洪水浸水想定区域に属し、南側の高台に防災拠点がある
(3)子どもから高齢者まで、多世代が入居予定

◇設計コンセプト
「防災力・減災力(自助・共助)・縮災力の向上に繋がる日常コミュニティの強化」を主軸としています。
※縮災…被災している期間の短縮・日常の生活に早く戻ること
あんしん：災害への3つの備え防災・減災・縮災と多世代の避難に配慮した計画
あたたかさ：見守り・支えあいのある故郷を感じられる暮らし
ふれあい：共助を促す日常的なコミュニティを育む計画

■移動金融店舗車の運行について(神瀬地域)
郵便局とJAくまが村内を巡回していますので、ぜひご活用ください。

※神瀬地区宅地かさ上げ工事に伴い、車両型郵便局の巡回場所などが4月6日から変更になっています。

▼まちづくり説明会(神瀬地域)
3月21日、さくらドームにおいて神瀬地区中心部のまちづくり説明会を開催しました。神瀬地区では、今後のまちづくりについて地区の皆さんからご意見をいただく「まちづくり協議会」を昨年2回開催し、意見交換を実施してきました。今回の説明会では、これまでにいただいたご意見をもとに、神瀬地区に求められる機能や施設の配置を村で検討し、その結果を示しました。
この他、神瀬地区中心部の宅地かさ上げ工事に係る当面の工事箇所および迂回路について、八代河川国道事務所から説明がありました。

◇1　まちづくり整備メニュー
(1)避難地・避難路の整備【R5～】
(2)小規模改良住宅(7戸)の整備【R5】
(3)みんなの広場【R6～】
※暫定的にフリースペースとし、地区の祭りなどで活用
(4)くすのき公園【R6～】
※地域のシンボルとしてくすのきを移植
(5)公共的な機能の集積【R6～】
※医療機関・郵便局の誘致に向けて継続協議
(6)みんなの家・消防車庫・駐車場【R6～】
(7)たかおと跡地【R6～】
※かさ上げせずにグラウンドとして活用
(8)村道神瀬大岩線の拡幅【R6～】
(9)宮園橋の撤去【R5～R6】
(10)排水対策【R5～】
※かさ上げと併せて地域内の排水対策を実施

問い合わせ：復興推進課　企画調整係
【電話】32-1114