林退共は昭和57年に発足した林業界で働く人のために国が作った退職金制度です。この制度は、事業主の人が従業者の働いた日数に応じて掛金となる共済証紙を共済手帳に貼り、その方々が林業界を辞めたときに林退共から退職金を支払うという、いわば林業界全体の退職金制度です。
・掛金は、税法上、法人では損金、個人企業では必要経費となります。
・掛金の一部を国が免除します。
・雇用事業主が変わっても退職金は企業間を通算して計算されます。
■事業主の皆さんへ
・共済証紙は、労働日数に応じて適正に貼付してください。
・共済手帳を所持している従事者が林業界を引退するときは、忘れずに退職金を請求するよう指導してください。
■労働者の皆さんへ
・事業所を変わるときは、共済手帳を忘れずに受け取りましょう。
・林業界を引退するときは忘れずに退職金の請求をしましょう。
・以前、林業の仕事をされ、林退共制度に加入していた人で、退職金請求手続きをしていない人は、退職金を受け取っていない可能性があります。
※詳しくは、お問い合わせください。
問い合わせ:独立行政法人勤労者退職金共済機構 林業退職金共済事業本部
【電話】03-6731-2889
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