1月4日、二十歳を祝う会が一勝地小学校体育館で開催されました。成年年齢が令和4年4月から18歳に引き下げられましたが、村ではこれまで同様20歳の人を対象に式典を行っています。ことしは、平成15年4月2日から平成16年4月1日までに生まれた33人が対象で、式には27人が出席しました。
式典では、松谷村長が「これから先も知識の研鑽(けんさん)に努められるとともに、探求心とチャレンジ精神をもって成長していってください。また、球磨村の復旧・復興、そしてその先にある発展へ向けて一緒に取り組んでいきましょう」と新成人を激励しました。
新成人代表の上蔀玲太(うわしとみりょうた)さんは「年齢では一人前になれたとはいうものの、人格・教養ともに、まだまだ未熟です。先輩方にご指導いただきながら、あふれる情熱と未来への希望を持ち続け、責任ある社会人として歩んでいきます」とあいさつしました。
二十歳を迎えての決意や復興へ向けての希望などをテーマに新成人を対象に募集した感想文では、最優秀賞に遠原大輝(とおばらひろき)さんの作品が選ばれました(遠原さんの作品は本紙6頁に掲載)。
式典後、参加者は記念写真を撮るなどして、同級生との久しぶりの再会を楽しんでいました。
■恩師からのお祝いの言葉
○国武靖士(くにたけやすし)先生
当時 球磨中校長
二十歳になったということで感慨深く感じています。将来の夢に向けて、身に付けた色々な出会いや知識、知恵、こういったものが今後、様々な場面で必要になってきますので頑張っていってください。
○谷口里佳(たにぐちりか)先生
当時 球磨中3年1組担任
二十歳になったので、今度は自分で自分を磨いていってください。周りの人たちに明るい光を与えられるような人になってください。
○中村泰介(なかむらたいすけ)先生
当時 球磨中やまなみ1担任
これからの時代は先が見えず、不安な社会です。これまでも頑張ってきたと思いますが、更なる活躍を期待しています。
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