学校保健委員会だより 相良村立相良南小学校長田口広治

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■「11月7日(火)健康教育研究発表会です!」
小学生の健康課題として、「肥満の増加」「生活習慣の乱れ」「メディアとの付き合い方」などが挙げられます。本校でも同様です。
本校は熊本県教育委員会指定「健康教育研究推進校」として、昨年度から研究・取組を進めています。課題の克服・改善のためには「行動化・生活化」が必要です。そのために重要なことが二つあります。一つは、「知識・理解をどう深めるか」です。「運動が大切」「早寝・早起きをしよう」「スマホやゲームを長くやりすぎるとよくない」などの内容は、学習する前から子供たちは分かっています。「だから大事なんだ」「しっかり考えて行動しなければいけないな」と思わせる必要があります。そのために、「科学的知見」「専門家の話」「調べ学習」「協働活動」といった学習の工夫を行っています。
もう一つは、「自分の課題を把握させる」ことです。「知識・理解」と「自分の課題」のギャップが、「行動化・生活化」につながります。自分の課題はこれだから、これを実践しようとなるのです。特に小学校段階では、重要な点です。
もちろん、「行動化・生活化」を進めるため、日々の取組(チェック表や褒めるなど)が必要です。家庭の協力も必要となります。最終的には、「習慣化」することが目標です。
11月7日(火)が研究発表会です。子供たちの変容・成長を示すことができればと思っています。