寒い日が続くと、水道管や蛇口が凍結しやすくなります。凍結すると、水が出なくなったり、水道管の破損や漏水が起こったりする恐れがあります。
昨年1月の寒波では、県内各地でさまざまな被害が発生し、市内でも水道管の破損や凍結による断水が起こったのは記憶に新しいところです。
凍結被害を防止するために、ご家庭でもできる対応策を紹介しますので、早めの対策をお願いします。
■こんなときは要注意!
・気温が-4℃以下になるとき
・氷点下の真冬日が続くとき
・旅行など、留守にして水を長期間使用しないとき
■凍結被害の例
・家屋の水道管が凍結し破損したため、家中の水道が使用できなくなった。
・雪が積もってメーターボックスの位置が分からず、バルブを閉めるのに時間が掛かった。
・漏水で水道料金の請求が高額になった。
・水道管の修繕に多額の費用が掛かった。
・水道の修繕を依頼しようとしたが、修理業者が忙しく、直るまで時間が掛かった。
■凍結が発生しやすい水道管
次のような水道管は、特に注意してください。
・屋外でむき出しになっている水道管
・日陰や風当たりが強い場所にある水道管
■宅内の水道管は全て個人の財産(所有物)です
宅内に設置されている水道管は全て個人の所有する財産となるため、所有者自身で管理する必要があります。
宅内側の水道管の修繕費や水道料金は、所有者の負担となりますので、ご注意ください。
■水道管の凍結が疑われたら…
▽漏水していないか確認!
(1)家中の蛇口を全て閉めてください。
(2)メーターボックス内にある水道メーターのふたをめくり、パイロット(本紙写真参照)を確認してください。回転していたら漏水しています。
▽水道管の破裂や漏水を発見したときは…
漏水を見つけたらメーターボックス付近にある丸いふたのバルブもしくはメーターボックスの中にあるハンドルを閉めてください。
※メーターボックスの多くは、道路から敷地に入って1メートルほどのところにあります。
タイプによっては「右に90度回せば閉まるタイプ」と「閉まるまで回すタイプ」があります。
■水を止めたら七尾市指定給水装置工事事業者へ修理を依頼してください
事業者の一覧は、市ホームページに掲載しています。
※修理費用は、個人負担となります。
複数の業者から見積もりをとるなど、内容を確認した上での修理依頼をお勧めします。
■断水に備えて給水車を配備しました
今年度、約3トンの水を積み込みできる給水車を配備しました。
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