6月23日～29日は「男女共同参画週間」です!

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内閣府が設置する男女共同参画推進本部では、毎年6月23日から29日までの一週間を男女共同参画週間として定めています。
市でも、毎年、中央図書館や、山中図書館で男女共同参画週間の特設ブースを設置しており、今年も設置します。
誰もが暮らしやすい社会の実現のため、固定観念にとらわれない男女の関係について、この機会に考えてみませんか。

■男女共同参画とは
「男は仕事、女は家庭」というような、性別による固定的な役割分担をなくし、行動や生き方を制限されることなく、男女がよきパートナーとしてお互いに尊重しあい、さまざまな生活の場面で一人ひとりの個性や能力を十分に発揮できるようにしよう、ということです。

■加賀市民の男女共同参画に関する意識調査の結果
市では、令和2年度に「加賀市男女共同参画に関する市民意識調査」を実施しました。この調査の中で、「家庭」「職場」「地域」「学校現場」「政治」「法律・制度」「社会全体」の7つの項目で男女平等になっているかどうかの意識調査を行い、市内の男性272人、女性351人の計623人から回答をいただいた結果が、「学校現場」では男女平等になっていると回答した人が48.7%と多かった一方、その他の6項目では「男性が優遇されている」と回答した人が一番多くなりました。
この調査結果を平成27年度の結果と比較すると、「男女平等」と回答されている人が増えている一方、未だに「男性が優遇されている」と感じている人が多いということがわかりました。

■男女共同参画に関する取り組み
意識調査の結果、まだまだ男女共同参画が進んでいるとは言えない状況です。市では、この状況を打開すべく「男女共同参画プラン」という計画を作成し、これに基づき、男女共同参画に関する取組を実施しています。ここで、一例を紹介します。

■男女共同参画モデル地区事業
地域における男女共同参画を推進することを目的として事業を実施しています。この事業では、市内21地区のまちづくり推進協議会の中で、モデル地区事業に応募があった地区と連携し、地区住民に「男女共同参画とは何か」を知ってもらい、意識啓発を行うための講座やグループワーク、意識調査などの取組を実施しています。
令和4年度、5年度は西谷地区と橋立地区の2地区をモデル地区に指定し、事業を行っており、参加した人からご好評をいただいています。

■男女共同参画・人権啓発講演会
広く市民を対象に男女共同参画意識の啓発を行うために、毎年、男女共同参画・人権啓発講演会を実施することとしています。
令和4年度には、講師の先生をお招きし、200人を超える参加者からご好評をいただきました。
令和5年度も講演会を計画しています。開催が決まりましたら広報かがでもお知らせしますので、ぜひご参加ください。

問合せ：行政まちづくり課
【電話】0761-72-7836