笑う門には福来たる～加賀市で青春～VOL.5

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■加賀市の誇るルビーロマン是非、ご賞味ください。
丸山充雄さん
7月14日(金)に高級ぶどう「ルビーロマン」の初競りが行われ、市内の丸山ぶどう園を営む、丸山充雄さんが出荷したルビーロマンが過去最高額の160万円で競り落とされました。加賀市産のルビーロマンが初競り最高額を獲得するのは、これで5年連続、丸山さんは4度目となりました。
丸山さんがぶどうを育て始めたのは約10年前。それまでは、サラリーマンとして働いていましたが、県内でルビーロマンが栽培されていることを知り、この最高級ぶどうの栽培に挑戦したい、という想いから心機一転、Uターンを決意しました。現在では、10種類以上のぶどうを栽培し、フルーツトマトやキウイなどのさまざまな果実も栽培しています。
ルビーロマンの栽培には生産者の絶え間ない努力が注ぎ込まれています。一方で、市内の生産者はルビーロマンの栽培にいち早くIoTの導入を進めており、センサーによる温度や湿度、日照時間をデータ化することで、ルビーロマンの商品化率の向上に取り組んでいます。こうしたデジタル技術はぶどうの栽培に欠かせない存在になっており、今後も品質向上のために活用したいと話してくれました。また、市内のぶどう生産者と月に2回の勉強会で互いに学びあい、より質の高いぶどうの栽培に向けて切磋琢磨しているそうです。
今後の目標は、ルビーロマンを加賀市の名物にすること、加賀市産ルビーロマンが県内の出荷量の1位を取ること。そのためにも、丁寧にぶどうを育てていきたいと語ってくれました。