市民と市政の歩み(1)

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まちづくり・市民の活躍

◆功績をたたえて　春の叙勲
4月29日付で発表された「春の叙勲」では、市内から福田良則さん、本川吉守さんの2人が受章されました。

◇瑞宝単光章　福田　良則さん(佐野町)
九谷焼上絵付師として、約50年にわたり多くの九谷焼の制作と技術研鑽(さん)に努められました。全国レベルの作家を目指して活動当初より創造美術展に数々の作品を出品され、昭和60年の新人賞に始まり、平成23年東京都知事賞、令和元年には最高賞である大賞など多くの賞を受賞されました。現在は九谷焼伝統工芸士会会長を努められています。
受章に際し「長年にわたり多くの九谷焼名工との出逢いで、ご指導いただいたことに感謝し、更なる技術向上に努力してまいります」と述べられました。

◇瑞宝単光章　本川　吉守さん(浜開発町)
旧根上町の消防団員として34年間、地域の防災と安全安心に貢献されました。消防・防火活動や行方不明者の捜索、高齢者の見守り活動などに尽力され、消防団長を3年間務められました。
受章に際し「先輩方が築き上げた団結力と、団員の皆さまの支えのおかげで受章することができました。今後も地域のために見守り活動などを続けていきたいです」と述べられました。

◆カーボンニュートラルLPガス供給契約締結式
北陸の自治体で初カーボンニュートラルLPガスを使用

市内の指定避難所ののうち、冷暖房の空調設備にLPガスを使用する3施設(物見山総合体育館、寺井体育館、根上勤労者体育センター)について、6月からカーボンニュートラルLPガスに変更するため、5月10日、市役所で供給元の大城エネルギー株式会社と供給契約締結式を行いました。
カーボンニュートラルLPガスとは、ガスの採掘から使用までの過程で発生するCO2を植林などで吸収したCO2と相殺することで排出量を実質ゼロとするものです。
このLPガスを自治体で取り入れるのは北陸で初めてとなります。

◆競歩指導者の内田さんが顕彰
県内初のシルバー受賞者

4月、競歩指導者としての功績が認められ、内田隆幸さん(福岡町)がミズノスポーツ振興財団から「ミズノスポーツメントール賞シルバー」を受賞されました。この賞は選手の育成や地域スポーツの普及に貢献した指導者を顕彰するもので、シルバーの受賞者は県内初となります。
内田さんは鈴木雄介選手(松が岡)を中学時代から指導されたほか、世界選手権で二連覇を達成した山西利和選手の指導や、後進の育成に努められています。
4月27日、内田さんは井出市長に受賞を報告し「能美市を競歩で盛り上げ、能美市から世界へ羽ばたく選手が育ってほしい」と語りました。

◆ハンドボール女子U-18日本代表
能美市で初の強化合宿を実施

5月9日から11日までの3日間、ハンドボール女子U-18日本代表選手21名が、7月にインドで行われるアジア選手権に向け、物見山総合体育館で強化合宿を初めて行いました。
5月10日、張素姫(チャンソヒ)監督や能美市観光大使の石立真悠子コーチらが市役所を訪れ、井出市長に練習環境の良さや意気込みを語りました。

◆行政相談委員の本多他家志さんに感謝状
新たに3人の行政相談員が任命

この度、平成27年から8年間、行政相談員を務められた本多他家志(たけし)さん(大成町)が退任され、総務大臣から感謝状を贈呈されました。また新たに東英之(ひがしひでゆき)さん(中庄町)が総務大臣から行政相談委員に委嘱されました。
行政相談委員は行政サービスや行政の仕組み・手続きに関する問い合わせなどの相談を受け付け、その助言や関係行政機関に対する通知などを行っています。
・行政相談委員(3名)
※本紙に名簿が掲載されています
任期：令和5年4月1日～令和7年3月31日(2年間)
相談日：広報のみに毎月掲載(本紙26ページ)