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【特集】誰もがここで暮らし続けられる能美スマートインクルーシブシティを目指して

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石川県能美市

◆デジタル技術を生かした新たなまちづくりへの挑戦
全国的に人口減少や少子高齢化が進んでいる中、全ての市民の皆さんが、いつまでも安心して暮らし続けられる、便利で快適に暮らせる「能美スマートインクルーシブシティ」の実現を目指し、デジタル技術を生かしたさまざまな取り組みを進めています。
こうした取り組みが、デジタルを活用した新たなまちづくりのモデルケースになり得るとして、国の「デジタル田園都市国家構想交付金デジタル実装タイプ2」に採択されました。
今後は、この交付金を活用してデジタル技術の導入を加速させ、順次、市民の皆さんに新たなサービスを提供していきます。

◆デジタルと市民力で見守りが必要な方をしっかりとサポート
これまでも医療介護のさまざまな専門職が、在宅療養者の情報を電話やメール、ノートなどを使って共有してきましたが、時間と手間がかかり、緊急搬送など、いざというときに情報共有ができないことが課題になっていました。
そこで、必要な情報をデジタルで一か所にまとめて、必要なタイミングですぐに取り出せるシステム「のみリンク」を構築しました。
また民生委員・児童委員の皆さんの協力で集められた、地域で見守りが必要な方のデータ「福祉見守りあんしんマップ」もデジタル化し、いつでも更新が可能となったことで、タイムリーな情報共有ができるようになりました。

◆デジタルで子育ても見守りも24時間の支援体制を構築
育児の悩みや健康に関することに、いつでもチャットで医療専門職に医療相談ができるアプリを導入し、7月から妊産婦の方や未就学児の保護者の方にサービスを提供しています。さらに認定子ども園では、0歳児の体調管理を万全に行うため、今年度、着衣型のIoTセンサーで体調の変化やストレスなどの予兆を把握できる仕組みを導入します。
またスマート家電などのデジタル技術を活用した在宅見守りサービスを創設し、地域で見守りが必要な方を常時見守る体制を整えます。

◆車がなくても住み続けられる環境づくり
車がなくても、安心して暮らし続けることができるように、身近な町会・町内会の公民館を拠点にした生活支援サービスの創出に取り組んでいきます。医療や買い物、交流、学び、災害避難など、さまざまな分野のサービスを想定しており、その基盤となるのが、インターネットができる環境の構築です。
今年度は各町会・町内会の公民館にWi-Fi(ワイファイ)を整備し、快適にインターネットを使える環境を整えます。

◆医療・介護・福祉を基点にずっと住み続けられるまちへ
令和4年度は「のみリンク」を構築

◆サービスの連携を行い、暮らしの質の向上へ
令和5年度以降は次の各種サービスを順次展開していきます

問合せ:デジタル推進課
【電話】58-2204

◆大事な情報をどんなときも受け取れるサービスを開始
災害情報をいつでも、どこにいても、誰もが受け取れるよう、4月から「能美市LINE公式アカウント」と「Nomiメール」の運用を開始しています。平時は行政情報やイベント情報などを配信しており、プッシュ通知で情報が届いたことが分かります。また欲しい分野の情報だけを受け取るように設定することもできます。
ぜひ右の2次元コード(本紙参照)から友だち追加していただき、快適な暮らしにご活用ください。

問合せ:市長室
【電話】58-2202

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