この度の令和6年能登半島地震により、被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。
また、被災された皆さまの生活が一日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。
県は、被災地域の一日も早い復旧・復興に向け、支援します。
支援に関する取り組みの詳細は3月号に掲載する予定です
「今すぐ避難! 今すぐ避難! 東日本大震災を思い出してください!」
テレビから繰り返し投げかけられたアナウンサーの言葉は、まさに悲痛な叫びそのものでした。今年の元日に能登半島を襲った大地震は、甚大な被害をもたらし、私たちに改めて地震の恐ろしさを突きつけました。
この地震で亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げます。
県では、地震発生直後から県警察による救助部隊のほか、保健師チームや応急給水部隊などを派遣してきました。また、県内全ての消防本部の参加の下、「緊急消防援助隊神奈川県大隊」を組織し被災地支援にあたるなど、市町村とも連携してさまざまな支援に取り組んできました。厳しい寒さの中、被災地では今もなお多くの方々が避難生活を余儀なくされています。引き続き、全力で支援に取り組んでまいります。
今回のような大規模地震は決して他人事(ごと)ではなく、いつ、どこで発生してもおかしくありません。本県でも、100年前に「関東大震災」が発生し、県内全域に大きな被害をもたらしました。日ごろから防災意識を持ち、水や食料、簡易トイレなどを備蓄すること、そして、慌てずに避難するための訓練も重要です。県民の皆さんには、ぜひ、今回の地震を機に、改めて震災への備えを確認していただくようお願いいたします。
神奈川県知事 黒岩祐治
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