■「いのち輝くマグネット神奈川」の実現に向けて
※詳しくは本紙2・3面でご紹介
本県では、2040年頃に高齢者数と高齢化率がピークを迎え、いよいよ本格的な人口減少・超高齢社会に入ってまいります。県政を取り巻く様々な変化や課題に対応するため、新たな総合計画「新かながわグランドデザイン」を策定しました。
「基本構想」では、これまで掲げてきた「いのち輝くマグネット神奈川」という大方針は継続しつつ、具体の政策については、時代に合わせてさらにブラッシュアップしていきます。その最大のポイントがデジタル化です。4年後には「県民目線のデジタル行政でやさしい社会を実現」できるように、改革を進めてまいります。
LINE「新型コロナ対策パーソナルサポート」がそうであったように、デジタルには一人ひとりに繋がって、皆さんの疑問に答えたり、不安を取り除く力があります。この力を活用して、子育ての不安を取り除くための「かながわ子育てパーソナルサポート」を立ち上げました。
防災もデジタルの力で、さまざまなデータを重ね合わせることによって、「逃げ遅れゼロ」を目指します。医療もオンライン診療などをうまく活用しながら、限られた医療資源を有効に使う医療DXの仕組みも作っていきます。
大きな時代の変化に対応して、デジタルの力を活用しながら、県民目線に立った誰もが活躍できる「やさしい社会」を共に作ってまいりましょう。
神奈川県知事 黒岩 祐治
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