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【特集】主な重点事業

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神奈川県二宮町

子育て世帯や高齢者などへの支援、老朽化した公共施設の更新など、町の重要な課題に対し、「誰もが安心して暮らせるまちづくり」を町民の皆さんとともに進めるため、令和6年度の予算を編成しました。
令和6年度に実施する主な重点事業を紹介します。

(1)自分らしく、いつまでも暮らせるまちづくり
◇脱炭素に向けて町民みんなで行動するまちづくりの推進(34万円)
脱炭素に向けて、「(仮称)気候市民会議」を開催し、「一人一人や地域で何ができるか、それぞれの立場で何をするべきか」など、気候変動対策についての具体的な行動案を話し合います。

◇ごみ出しが困難な高齢者等への支援(16万円)
ごみ出しが困難な高齢者への支援として、要件を満たした方の自宅玄関先などへ週1回伺い、ごみを収集するサービスを試行的に実施します。

◇タクシーを利用した高齢者移動支援施策の拡充(327万円)
介護サービスの必要がない方でも、移動に不便を感じている住民税非課税世帯の高齢者を対象に、1回の乗車につき500円を助成するタクシー券を6月から配布します。また、これまでも行っていた要介護者などへの助成も拡充します。(4枚/月まで)

(2)こどもまんなか社会の実現に向けた支援の充実
◇こども家庭センターの設置
教育委員会をはじめ、関係課や関係機関との連携をさらに強化し、妊産婦や課題を抱えるこども、その家庭に対して切れ目のない相談や支援を行います。

◇こども医療費助成の対象年齢拡大(9,294万円)
これまで中学校卒業までを対象年齢としていた医療費助成の範囲を拡大し、18歳を迎える年度末までのこどもを対象として、入院・通院に係る医療費を助成します。

◇中学校給食費の完全無償化及び小学校給食食材費高騰分の補助(4,110万円)
前年度に引き続き、小学校給食費の食材費物価高騰分を補助するとともに、今年度から中学校給食費の完全無償化を実施します。

(3)いつ起こるか分からない災害に備えた環境整備
◇役場新庁舎の整備(3,300万円)
「みんなの居場所づくり」をコンセプトとして、ラディアン周辺に行政機能を集約することで「誰もが集い、憩い、賑わう場所」を目指すとともに、災害対応拠点として十分な機能をもつ庁舎となるよう、役場新庁舎の基本設計を策定します。

◇消防庁舎大規模改修事業(2億7,853万円)
消防庁舎の長寿命化や救急隊の感染症対策、衛生設備の充実など、消防活動の拠点施設としての機能を維持・強化するため、消防庁舎の大規模改修工事を実施します。

◇個別避難計画の作成推進(412万円)
地域の方々や福祉関係者と協力しながら、高齢者や障がい者など、災害時に自ら避難することが困難な避難行動要支援者ごとに、避難支援のための個別避難計画作成を進めます。

(4)活力があふれる持続可能なまちへの「変革」
◇デジタル化推進計画に基づく取組の実施(452万円)
町の公式LINEを開設し、情報の発信をはじめ、さまざまな行政サービスの申し込みなど、LINEで可能な手続きを順次拡大します。また、役場窓口での各種証明書発行手数料の支払いにキャッシュレス決済を導入します。

◇二宮ブランドの知名度アップ及び「湘南オリーブオイル」地域団体商標のPR(100万円)
二宮ブランド商品の魅力向上とともに、商工会・近隣市町・事業者などと取り組んでいる地域団体商標である「湘南オリーブオイル」を全国に向けて発信します。

町長と町施策について直接対話する「まちづくり移動町長室」を6~7月に開催します。(日程など詳細は6月号でお知らせします。)

※万円未満は切り捨てて表示しています。
※金額に人件費は含まれません。

問合せ:企画政策課企画調整班
【電話】71-3312

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