【特集】厚木の産業 まちを支える企業の力(2)

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■企業誘致がまちの力に
市産業振興推進委員・
NPOあつぎみらい21
理事長
中小企業診断士
小泉　誠二さん
厚木には企業が多く立地し、業種の偏りがないことが特徴です。近年は、森の里東や酒井などの土地区画整理にも力を入れています。製造業などを受け入れられる広い場所を用意できれば、たくさんの雇用を生む大きな企業を誘致できます。企業が増えると雇用が生まれ、住む人が増え、商業施設も増えていくので、企業立地はまちが活気づく起点になります。
厚木はまだまだ発展の余地のあるまちです。企業を呼ぶためには子育て環境を整えたり交通利便性を向上させたりと、住みよいまちをつくることも大切です。まちづくりの政策と企業誘致は密接につながっているのです。

■企業への支援
企業の設備投資や研究開発、雇用などに補助金を交付しています。

▽中小企業カーボンニュートラル推進事業補助金
電気自動車の購入や専用の充電器など、省エネルギー機器の設置費用の一部を補助。

▽中小企業設備投資促進事業補助金
生産の拡大のため、機械や装置などの設備を導入する費用の一部を、200万円を上限に補助。

▽IT・IoT導入補助金
ロボットやIT(情報技術)、IoT(ネット接続できる製品)、AI(人工知能)などの先端技術を導入する費用の一部を補助。

要件や他の支援など詳細は市HPへ

■立地への支援(2021年に支援拡大)
工場や研究所を新・増設する企業に、税負担の軽減や奨励金を交付し、企業の進出や事業の拡大を支援しています。21年から、対象区域の拡大や業種の追加など支援策を拡大しました。

問合せ：産業振興課
【電話】225-2832