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それでも、牛と

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神奈川県厚木市

午後の光が差し込む牛舎で、牛たちが干し草を食(は)んでいます。食べやすいように草を集めているのは小野晴巳さん(64・荻野)。毎日朝・夕の決まった時間に乳を搾り、餌をやり、牛舎を掃除する。牛と共に暮らす日常を、45年にわたり続けてきました。
市内では8軒の酪農家が生乳を出荷しています。しかし現在、酪農家の経営は全国的に厳しい状況に置かれています。コロナ禍やウクライナへの軍事侵攻などの影響で、飼料が以前の2倍近くまで高騰。光熱水費の値上がりも追い打ちをかけています。小野さんは「苦しくても、牛は生き物だから、世話をやめるわけにはいかない」と、複雑な面持ちで牛たちを見つめます。
牛乳や乳製品は、私たちの食卓に欠かせない存在です。牛乳を取り入れて酪農家を応援しましょう。

■6月は牛乳月間
牛乳や酪農への関心を高めるため定められました。市内でも、牛乳をPRするキャンペーンを実施します。

▽市民朝市で酪農家応援キャンペーン
日時:6月18日 6時~
場所:文化会館駐車場
内容:乳製品の販売、啓発物品の配布

愛TV(市広報番組あつぎ愛テレビ):6/1~

問合せ:農業政策課
【電話】225–2801

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