文字サイズ
自治体の皆さまへ

先送りにしていませんか?空き家対策

4/32

神奈川県小田原市

[手放したくないけど、管理も面倒… 将来子どもが住むかも…]

全国的な増加傾向が続く空き家。その問題が深刻化しています。
本市が令和3年度に実施した「空家等実態調査」では、1,389棟の空き家と思われる物件が確認され、前回の平成28年度の調査と比べ400棟以上増加しています。空き家の放置は、地域住民の生活にも悪影響を及ぼすことがあるため、その解消は喫緊の課題です。
そこで、平成29年に策定した「空家等対策計画」に、ワンストップ窓口制度や不動産無料診断などの施策を新たに加え、空き家などの予防、利活用、適正管理の促進を強化するための改定を行いました。

◆空き家の放置 何が問題?
(1)草や樹木が繁茂して近隣敷地に越境し、迷惑が掛かる
(2)建物や設備の劣化による、倒壊や火災のリスクが高まる
(3)「特定空家等※1」に指定され、固定資産税の免除がなくなる
◇法改正により、特定空家になる恐れがある管理不全空家等も同様
(4)害虫や動物のすみかとなる恐れがある
(5)近隣物件を含む資産価値が低下する
※1 そのまま放置すれば、倒壊など著しく保安上危険となる恐れのある状態など、周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切な状態にあると認められる空き家など

◆「空家等対策の推進に関する特別措置法」が改正されました
周囲に悪影響を及ぼす前の段階から空き家などの有効活用法や適切な管理体制を整えることで、空き家対策が総合的に強化されました。
具体的には、特定空家になる恐れがある空き家などを管理不全空家等とし、指導や勧告が行われます。勧告された管理不全空家等は、敷地の固定資産税の免除がなくなります。

市では管理不全の空き家の所有者などに対し文書や電話による改善依頼を実施しています。
また、法に基づき特定空家等を認定し、法による指導、勧告など厳正な対応を行います。

=動物や不審者がすみつく=
=草が茂り虫が発生=
=犯罪の温床=
=放火の危険性=

◆空き家の所有者の皆さんをフォローします
《空き家相談窓口(ワンストップ窓口)制度による支援》
「空き家の対策と言われてもどうすれば…」。その悩みにワンストップで対応します!
市の空き家相談員に相談すると、問題解決に向けた提案が受けられます。市は、協定を結んだ協力事業者や専門家と連携を取り、相談に対応します。

《相談者(所有者・親族など)》

↓相談無料

↑専門家からの提案 専門家の紹介

〈ワンストップ対応〉
《空き家相談窓口(都市政策課)》

↑連携↓

《窓口事業協力事業者・専門家》
(神奈川県宅地建物取引業協会小田原支部)
(全日本不動産協会神奈川県本部湘南支部)
(神奈川県建築士会小田原地方支部)
(神奈川県建築士事務所協会県西支部)
(神奈川県司法書士会小田原支部)
(神奈川県行政書士会小田原支部)
(神奈川県土地家屋調査士会県西支部) など

◆所有する空き家の市場価格を診断します
《不動産の無料診断》
「維持管理費が負担。このまま所有するか、売却するか…」。こうしたお悩みには、無料診断をご利用ください。空き家の市場価格を調査します。

〈1〉空き家所有者が市(都市政策課)に申し込み
〈2〉市が連携している不動産事業者に空き家の査定を依頼
〈3〉不動産事業者が現地調査をして市場価格を調査
〈4〉市から所有者に調査結果を伝える
=※不動産事業者からの営業活動はありません=

◆他にもこんな対策や関連事業が!
・シルバー人材センターが空き家を管理!
・空き家の譲渡所得に対し3,000万円を控除
・耐震性が不足している空き家などの除却費用の補助
※詳しくは、おだわらいふP2「木造住宅耐震化の費用補助」をご覧ください。

【WEB ID】P26312

問合せ:都市政策課
【電話】33-1307

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU