まちの人に聞いた川崎宿での思い出や、川崎宿起立400年を記念した取り組みなどを連載で紹介します。
■川崎宿起立400年プロジェクト推進会議 まちなみ検討プロジェクト
木村さん、岩澤さん
同プロジェクトでは、川崎宿らしい景観を創出するために、案内板やタペストリーを街道沿いに設置してきました。さらに今秋、東海道沿いの街灯109基に、あんどんのような照明「中間灯」を設置し、宿場町らしい雰囲気を再現します。10月1日には宗三寺で点灯セレモニーも開催します。川崎宿にちなんだ浮世絵10種のいずれかがデザインされているので、見比べながら歩いてみてください。
木村さん「4月の東海道川崎宿場まつりでお披露目した中間灯がいよいよ設置されます。川崎宿に中間灯がともる様子は圧巻でしょうね。風情ある街並みと人々の往来でにぎわう様子を見るのがとても楽しみです。」
岩澤さん「明治27年、この東海道筋で輸入板硝子商から始まった会社の4代目です。子どものころは六郷橋のたもとでよくハゼ釣りをしました。中間灯の設置で、川崎宿が歴史街道らしい趣を取り戻し、多くの人が訪れることを期待しています。」
※本連載期間中は「発見!まちのひろば」は休載します。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>