◆松原の歴史「馬入の渡し」
江戸時代、幕府は大きな川に橋をかけることを禁止していました。東海道も相模川という大きな川を渡るため、人々は「渡し舟」で渡っていました。この渡し場を「馬入の渡し」と呼びます。
渡し舟には、人を乗せる船だけでなく、馬も一緒に載せる大型の船もありました。また、将軍や大名用として「御召船(おめしぶね)」という船も用意されていたようです。
渡し場には「川会所(かわかいしよ)」と呼ばれる役所があり、川を監視したり、渡し舟の管理や渡し賃の徴収などをしたりしていました。松原地区では、歴史的遺産として「馬入の渡し跡」を後世に残すべく、碑の建立を計画し、平成18年8月に立派な碑(馬入ふれあい公園隣接堤防上)が完成しました。
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