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自治体の皆さまへ

(特集2)災害時のけが、どうしたらいいの?

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神奈川県横浜市港北区 クリエイティブ・コモンズ

大規模地震が起きたら医療機関に人が殺到!?
大規模地震が発生した場合、医療機関では緊急性や重症度が高い患者を優先して診療を行います。軽症者が医療機関に殺到すると混乱が起きてしまうため、けがの状況に応じて行動しましょう。

■軽度のけがは、自助・共助による応急手当!
軽いけがや発熱は自分や家族、近隣の人に応急手当をしてもらいましょう。日頃から薬や応急手当用品を用意しておくと安心です。
地震によるけがの約30~50%が、家具類の転倒・落下・移動が原因でした。

◆日頃の備え
▽救急箱の準備
・体温計
・ばんそうこう
・包帯
・ピンセット(とげ抜き)
・三角巾
・はさみ
・マスク 等

▽備えておいたほうがよい薬
・風邪薬
・胃腸薬
・消毒薬
・うがい薬
・目薬
・湿布薬
・かゆみ止め軟膏
・鎮痛剤 等

■自助共助で応急手当ができないときは、近くの医療機関へ!
震度6弱以上の地震が起きたときに、開設可能な医療機関と薬局は、目印として「診療中」や「開局中」の黄色いのぼり旗を掲出します。自分や身の周りの人で手当ができないときは、のぼり旗を掲出している医療機関へ行きましょう。

▽診療している病院・一般診療所・歯科診療所
病院・診療所
(診療中の黄色いのぼり旗)

▽薬を出せる薬局
薬局
(開局中の黄色いのぼり旗)

のぼり旗掲出訓練:9月1日(金)~7日(木)
この機会に近隣の医療機関を確認し、いざというときのために備えましょう。

「大規模地震に備えて、身の回りの危険回避の準備をしましょう。命を守るには予防が大切です。」(港北区医師会 鈴木(すずき)会長)

・近隣にかかりつけ医があると、安心です。
・内服薬がある人は、「おくすり手帳」を準備し、薬の備えについても主治医と相談しておきましょう。

■あなたの力を貸してください Yナース(横浜市災害支援ナース)募集中!
Yナースは大震災発生時に「医療救護隊」として区内の避難所等で軽症者に対する応急医療を行います。
登録資格:市内在住か在勤の保健師・助産師・看護師・准看護師の有資格者で、災害時に区内で支援活動ができる人
※病院勤務等で、災害時に職場に参集することになっている人は原則除く。
登録方法:所定の用紙(区役所や区ウェブサイトから入手可)を郵送か、直接事業企画担当(区役所3階36番窓口)へ

問合せ:福祉保健課 事業企画担当
【電話】540-2360【FAX】540-2368

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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