3年余りにわたったコロナ禍も昨年5月に一定の目途となり、ようやく市民生活にコロナ禍前の日常が戻ってきているものと思います。これまで長きにわたり、市民の皆さんには本当に多くのご辛抱と我慢をおかけし、医療・保健・福祉に従事されている方々をはじめ常に市民生活を支えてくださったエッセンシャルワーカーの皆様には、大変なご尽力をいただきました。改めまして、心からの御礼を申し上げます。
この3年の間にも、横須賀市は未来に向け、「海洋都市」「音楽・スポーツ・エンターテイメント都市」「個性ある地域コミュニティのある都市」というまちづくりのグランドデザインを掲げ、市政を着実に前に進めてきました。確実にまいてきた数々の施策の種は芽を出し、花を咲かせ始めています。
ただ、行政の最大の役割は市民生活を守ることと、福祉の充実です。最終的には全ての施策が、多様性を認め合い、誰もがお互いを慈しみ合うことのできる「誰も一人にさせないまち」への推進力として、さらなる昇華ができるよう取り組んできており、それは、この先も揺らぐことはありません。
令和6年度の予算は、改めて行政の役割は何なのか、もう一度原点に立ち返り体現する予算とするべく、編成いたしました。
横須賀市長 上地 克明
※令和6年度市長施政方針の全文は、本紙二次元コードよりご確認ください。
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