下水道には汚水管と雨水管があり、汚水を処理して公衆衛生を守る「汚水の排除」の役割と、雨を河川などに流して浸水被害を軽減させる「雨水の排除」の役割があります。下水道の日は、「雨水の排除」にちなんで、台風シーズンの9月に定められています。
下水道が十分に機能するよう、使い方を見直しましょう。
■「雨水の排除」を機能させるために
▽宅地内の雨水浸透ますの清掃をする
雨水浸透ますの砂利の間に土や落ち葉などが詰まると、宅地内の雨水が浸透しにくくなります。
▽側溝や水路にごみを捨てない
側溝や水路に捨てられたペットボトルなどが雨水の排水を妨げ、周辺道路の冠水や家屋の浸水などの原因になります。
▽側溝の上や水路用地に物を置かない
道路の端にある側溝の上や水路用地に物があると、道路上の雨水が流れ込みにくくなります。
■「汚水の排除」を機能させるために
▽油を流さない
揚げ油は冷えると固まり、詰まりの原因になります。
▽野菜くずや食べ残し・髪の毛を流さない
台所などの排水口に野菜くずなどを流すと、排水管の詰まりの原因になります。
▽トイレにトイレットペーパー以外の物を流さない
紙やおむつ、たばこなどは、トイレットペーパーのように水でほぐれず、詰まりの原因になります。
問合せ:下水道課
【電話】235-9618
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