文字サイズ
自治体の皆さまへ

ご存じですか「ほじょ犬(けん)」

16/36

神奈川県鎌倉市 クリエイティブ・コモンズ

■障害のある人のパートナー
「ほじょ犬」は、目や耳、手足に障害のある人が自立と社会参加をするための大切なパートナーです。
◇盲導犬
目の見えない・見えにくい人が安全に歩行できるようサポートします。障害物を避けたり、立ち止まって曲がり角や段差を教えたりします。ハーネス(胴輪)を付け、「盲導犬」と表示しています。

◇介助犬
手や足に障害のある人の日常生活動作をサポートします。物を拾って渡したり、指示したものを持ってきたり、脱衣の介助などを行います。「介助犬」と表示しています。

◇聴導犬
耳の聞こえない・聞こえにくい人に、必要な生活音を知らせます。玄関チャイム音、メールやファクスなどの着信音、赤ちゃんの泣き声、車のクラクションなどを聞き分け教えます。「聴導犬」と表示しています。

■5月22日は「ほじょ犬の日」
平成14年のこの日に「身体障害者補助犬法」が成立し、以降5月22日を「ほじょ犬の日」としています。ほじょ犬はこの法に基づき、訓練・認定され、ほじょ犬ユーザーは獣医師の指導を受けながらほじょ犬の衛生・行動管理を行い、健康と清潔を保っています。

■同伴の受け入れは義務
お店や公共施設などは、ほじょ犬の同伴を受け入れる義務があります。ほじょ犬の受け入れ拒否は犬の拒否ではなく、一緒にいるユーザーがその施設を利用することを拒否することになります。
障害のある人が日々の暮らしをよりよく過ごせるよう、皆さんのご理解をお願いします。

■ほじょ犬はそっと見守って
ユーザーはほじょ犬とともにさまざまな交通機関や施設などを利用します。ほじょ犬はユーザーの指示がとても大切なので、街中でほじょ犬を見掛けても、話し掛けたり、触ったり、食べ物を与えたりなどの気を引く行為は避けましょう。また、ユーザーが困っている様子であれば、声掛けをお願いします。

問い合わせ:障害福祉課
【電話】61-3975
【FAX】25-1443

■市民がお互いを尊重し合うことができる社会の実現に向けて
市では、視覚障害や聴覚障害などの有無にかかわらず、情報取得やコミュニケーションを円滑に行えるよう、それらの手段を多種多様化することを、「視覚障害者及び聴覚障害者等の情報取得等の手段についての選択の機会の確保に関する条例」で定めています(令和3年制定)。その手段とは、ほじょ犬(身体障害者補助犬)のほか、手話・触覚を使った手話・認識が容易な文字の表示・点字・筆記・音声・平易な言葉・朗読などがあります。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU