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令和5年度予算から見るミライへの育み(1)

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神奈川県鎌倉市 クリエイティブ・コモンズ

財政課・企画課

子育て環境の整備、災害に強いまちづくり、鎌倉の魅力向上への取り組み、を柱に編成しました。併せて漁業支援施設や口腔保健センターなどの整備、障害者雇用対策、景観・文化財・緑地や公園などの保全管理を進めます。詳細は市ホームページをご覧ください。
・事業の内容:市長定例記者会見(令和4年度2月)
今年度の予算総額(一般会計と特別会計などを合わせたもの)は1,198億6,524万円と、前年度当初予算と比較して7億600万円、0.6%増になりました。主な理由として、特別会計の介護保険事業における介護給付費の増額などが挙げられます。
・事業名などは仮称
・1万円未満は切り捨て(グラフは1,000円未満切り捨て。端数調整しています)

■子育て環境を育む
◇子育て家庭への支援
小児医療助成事業:7億7,209万円
Point
入・通院にかかる健康保険自己負担医療費の全額助成(食事療養負担額を除く)の対象年齢を、18歳まで拡大します(10月開始)。

母子保健事業:1億4,782万円
Point
産後ケア事業の拡充や産後の配食サービスを継続実施します。新生児聴覚検査や1か月児健康診査へ補助を開始します。

公立保育所管理運営事業:3億7,647万円
Point
健康や環境への意識づくりを進めるため、給食に地場産品やオーガニック食材を取り入れます。

◇インクルーシブ公園の整備
公園維持管理事業:6億790万円
老朽化により撤去した遊具の一部を、公園施設長寿命化計画を前倒しして新たに設置します。また、障害のある子もない子も安心して遊べる「インクルーシブ公園」を整備するなど、地域の特性や市民ニーズに対応した公園の維持管理を図ります。

◇青少年の育成と教育環境の充実
育成事業:1,235万円
Point
引き続き、青少年の新たな居場所づくりの検討を進め、社会参画の機会を創出します。不登校の児童生徒がフリースクールなどを利用する際の補助を新たに開始します。

小中学校施設整備事業:2億685万円
Point
市立全小・中学校へ防犯カメラを設置します。御成小学校(設置済み)を除く15校の小学校給食室の冷暖房設備設置に向けた実施設計を行います。稲村ケ崎小学校の特別支援学級教室設置に向けた改修工事を行います。
学校に行きづらい生徒のために、通常の学校より授業時間数が少ないなど、柔軟に学べる中学校である「不登校特例校」の設置に向けて、候補地の埋蔵文化財発掘調査を行います。

教育支援事業:2,034万円
SDGsをはじめとするさまざまな社会の課題を子どもたちが自ら発見し、探究を深める課題解決型学習を拡大実施します。

■災害に強いまちを育む
◇災害にしっかり対応できる拠点を整備
本庁舎等整備事業:3億6,235万円
災害発生時に司令塔となる新庁舎の整備のため、引き続き基金の積み立てや新庁舎等整備に向けてできる準備を進めます。

◇消防機能の整備・充実
消防施設整備事業:1億1,000万円
雪ノ下での消防施設整備に向け、用地を取得します。

指令活動事業:1億156万円
消防・救急デジタル無線設備や高機能消防指令センターの運用、新たな指令センターの更新に向けた設計を行います。

◇道路・橋りょう・河川の計画的修繕
道路維持補修事業・河川維持補修事業ほか:9億3,312万円
大船駅東口ペデストリアンデッキの修繕をはじめ、道路や橋りょうの計画的修繕を行います。河川管理施設の維持管理や水害防止などのための浚渫(しゅんせつ)(川底の土砂除去)作業などを行います。

◇地震・風水害から市民の生命・財産を守る
がけ地対策事業:1億4,988万円
引き続き、既成宅地などにがけ崩れや土砂流出への防災工事費を助成します。急傾斜地崩壊危険区域で防災工事に係る費用を負担するとともに、市民などから工事相談を受けた箇所の早期指定や崩壊防止工事の促進を県に要請します。

避難対策推進事業:8,941万円
津波避難誘導標識、災害時における市民や帰宅困難者用の備蓄品を整備します。新たに、分かりやすい表現を盛り込んだハザードマップを作成するとともに、トイレトレーラー(移動設置型トイレ)を配備します。

◇災害に強い下水道を整備
持続型下水道再整備事業:1,881万円
災害に強い下水道の再整備に向け、長期的な下水道整備の基本計画である鎌倉市公共下水道事業全体計画の変更に向けた検討を進めます。

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