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自治体の皆さまへ

自分で守る「自助」、地域で助け合う「共助」

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神奈川県鎌倉市 クリエイティブ・コモンズ

■被災して分かった、自助・共助の大切さ
◇阪神・淡路大震災における救助の主体と救出者数
[自助・共助]
近隣住民等:約2万7,000人(約77.1%)

[公助]
消防・警察・自衛隊:約8,000人(約22.9%)

(内閣府「防災白書」より)

「自助」は家具の固定や食料の備蓄、災害リスクの確認など、主に事前の備えのこと、「共助」は近所の人など、地域での助け合いのことです。これらが被害の軽減につながります。
阪神・淡路大震災では、生き埋めになった人の約8割が、家族を含む「自助」や近隣住民などの「共助」により救出されたという調査結果があります。

■自治会町内会から広がる共助―自主防災組織
◇鎌倉市自主防災組織連合会会長 渡辺英昭さん
私たちは「自分たちの地域は自分たちで守る」という思いを持って活動しています。
どの地域にも、海岸に近いとか山合いだとかの特徴がありますね。どの自主防災組織もそれを踏まえた防火・防災訓練をしたり、避難所の運営マニュアルを作ったり機材を整えたりしています。自治会町内会などの中で住民が自主的に結成しており、現在市内に188あります。
皆さんも日頃から積極的に地域の防災活動や訓練に参加して「共助」の力を高め、災害に強い地域をつくっていきましょう。

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