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自治体の皆さまへ

過去の教訓を生かして、今できること

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神奈川県鎌倉市 クリエイティブ・コモンズ

大地震は、建物の倒壊だけでなく、火災や崖崩れ、津波などを伴います。どのような状況に直面しても命を守ることができるように、日頃から自分の行動や対策を考え、備えておきましょう。

■地震が起きる前にできること
◇防災情報ハンドブック―自分で避難情報の確認を
今春、『防災情報ハンドブック』(2023年3月作成)を市内全戸に配布しました。各ハザード情報や、災害への備え・情報収集・避難行動の取り方などを掲載しています。家庭や地域で、防災力の向上にお役立てください。

「津波の恐れあり!」の時、どこへ向かうか想定を(p.18~20)
県の情報を基に作成した「津波ハザードマップ」を掲載しています。津波浸水想定区域を浸水深ごとに色別に示しており、基本的に浸水想定区域の外へ向かうルートを想定しておきましょう。
危険箇所を知っていれば、逃げる際にリスクを避ける判断ができます。

「大火災発生!」の時は、広域避難場所へ(p.5~6)
地震発生時、大火災が起こることがあります。風に煽(あお)られた炎によって風下へ追い詰められると、熱や煙で命が危険にさらされます。
市内には20カ所、大火災から逃れる広域避難場所があります。自宅に近い場所を確認しておき、火災が発生した場合は、早めに避難を。

◇防災リーダーオンライン研修であなたも
市では、災害時に消防などの公的機関が現場で活動を開始するまでの間、近隣住民の先頭に立って必要な活動ができる「防災リーダー」の育成を行っています(「鎌倉防災リーダーオンライン研修」)。防災の知識を学び、地域の防災活動の中心を担うリーダーとしての役割や責任などを学ぶことができます。

オンラインで都合の良い時間に受けられるeラーニング形式。
対象は市内在住・在勤・在学の18歳以上。先着500人。
受講日:9月1日以降の任意日
申し込み:9月1日以降、市ホームページから「鎌倉防災リーダーオンライン研修の実施について」

◇津波避難訓練
7月17日に監視所の監視員、海の家関係者、マリンスポーツ連盟関係者が海水浴客などの避難誘導を行いました。ライフセーバーなどが津波フラッグを掲げ、スピーカー付きドローンが日本語と英語で避難を促しました。次回は11月、沿岸住民向けに行います。

■地震が起きたら、確認を
◇津波サイレン―聞こえたら高台へ
津波の恐れがある場合、アナウンスとサイレンで知らせます。
・音声を聞くことができます「防災行政用無線からのサイレン音について」

[アナウンス]
「大津波警報(津波警報)が発表されました。海岸付近の方は高台に避難してください。」

[大津波警報]
・サイレン3秒間
・休止2秒間
・サイレン3秒間
・休止2秒間
・サイレン3秒間
・休止2秒間
(繰り返し)

[津波警報]
・サイレン5秒間
・休止6秒間
・サイレン5秒間
(繰り返し)

◇防災ラジオの活用―防災行政情報を確実に
防災行政用無線は、現在151基のスピーカーから全市に向けて放送していますが、聞き取りにくい場所にいても内容が伝わるよう、防災ラジオがあります。スイッチを切っていても、また他の放送を聞いていても、自動的に防災行政用無線の放送が流れます。在庫が切れていましたが、再度10月2日から総合防災課(第3分庁舎)で有償配布(2,000円)します。詳細は市ホームページを。

問合せ:総合防災課 防災担当

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