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【特集】新年度がスタート~新しい勝山の実現へ~(1)

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福井県勝山市

今月から令和5年度がスタートしました。
観光の産業化を推進している勝山市にとって、令和5年度は大事な一年にあたります。
本年夏の県立恐竜博物館のリニューアルオープンや年度末の北陸新幹線金沢~敦賀駅間の開業など、観光面での大型プロジェクトが控えています。
今月の特集では、これから勝山市が未来に飛躍していくために、令和5年度に実施する主な事業や当初予算などを紹介します。

■令和5年度当初予算と主な事業~新しい勝山の実現へ
令和5年度の当初予算では、物価高対策、防災対策の推進、こども政策の充実を最優先課題と位置づけた上で、県立恐竜博物館のリニューアルオープンなどの大型プロジェクトを好機ととらえ、新しい勝山の実現のために多方面にわたり積極的な投資を行います。そして、このような考えのもと、第6次総合計画に掲げた2つの「創る」と4つの「守る」の政策目標に沿ったまちづくりを推進します。

■市民の家計を応援
◇〔最優先課題〕電気料高騰対策支援交付金
予算額:1億3,329万円

高騰する電気料金に対して、家計への支援を行うため、電気料高騰対策を行います。
交付金額:1人あたり毎月500円(1人あたりの合計 年間6,000円(最大))
交付対象者:
・令和5年3月1日現在の勝山市民に3か月分
・令和5年6月1日現在の勝山市民に3か月分
・令和5年9月1日現在の勝山市民に3か月分
・令和5年12月1日現在の勝山市民に3か月分
申請者および受給権者:交付対象者の属する世帯の世帯主
※申請書は順次発送します

■地域の未来を創る
◇地域コミュニティの活性化を促進~にこにこ地域づくり交付金事業
予算額:1,443万円
市民の皆さんが主体となった地域振興や地域コミュニティ活動を活性化するため、全10地区に「にこにこ地域づくり交付金」を交付します。
交付対象:市内10地区の区長会
地域担当職員を増員:地域のまちづくりを支援する「地域担当職員」を1人増員の3人とし、行政のバックアップ体制を強化します。
令和4年度の進捗:事業1年目となった昨年度は「わいわい」の始まりである話し合いが各地区で行われました。そして、各地域の特色を生かした「わくわく」するような事業が計画され始めています。

◇福祉・防災の拠点へ~まちづくり会館職員 福祉・防災研修
予算額:47万円
昨年4月に公民館を廃止し、新たに設置した「まちづくり会館」では、幅広い住民活動の拠点となるための様々な検討を各地域が主体となって進めています。
今年度は、各地域の福祉・防災拠点としての機能を強化するため、まちづくり会館職員が福祉に関する研修や防災士養成研修に参加し、職員のスキルアップを図ります。

■まちの楽しさを創る
◇多様な性を尊重する社会づくり~パートナーシップ宣誓制度講演会
予算額:91万円
すべての人が性の多様性について、正しく認識し理解を深めることを目的に講演会を開催し、性的マイノリティの方々が安心して暮らせる社会づくりを目指します。

◇令和5年4月1日スタート~パートナーシップ宣誓制度
勝山市では、性的マイノリティの方などが日常生活で抱える悩みや生きづらさの緩和と、性の多様性への理解促進を図るため、パートナーシップ宣誓制度を4月1日から導入しました。
制度の導入により、お互いの人権を尊重し、多様性を認め合い、自分らしく生きることができる社会の実現に取り組みます。
なお、この制度は、お互いを人生の「パートナー」とすることをお二人の意思により宣誓するもので、勝山市の要綱により定める制度であることから、法律上の婚姻とは異なり、法的な権利の発生や義務の付与を伴うものではありません。

◇「やってみたい」を応援~わくわくクラウドファンディング応援事業・ちょいチャレ応援事業
予算額:800万円
いつでも誰でも「やってみたい」にチャレンジできる環境を整え、やる気がある人材の活躍を後押しします。
(新)勝山市の特産品を使った商品開発の事業も新たに対象となります

◇音楽とのふれあいづくり~式典等における市内音楽家とのコラボ事業
予算額:117万円
市内で開催される各種式典・会議で市内の音楽家が生演奏することにより、式典などの雰囲気づくり、音楽とのふれあいづくりを演出します。

▽音楽家 募集中!
生演奏でご協力いただける市内の音楽家の方を募集しています。ぜひご応募ください

■子育て・教育を守る
【最優先課題】【機構改革】教育委員会に『こども課』を新設~子どものご相談は『こども課』に
新たに教育委員会に設置した「こども課」は、これまで別々の部署で行ってきた幼児教育・保育、子育て支援・母子保健など子どもに関する業務を一元的に担い、市内のすべての子どもたちに豊かな成長環境を提供していきます。

教育委員会事務局 教育監
西澤 順子(にしざわ じゅんこ)
保育と教育が一緒になったこども課で、様々な内容に一つひとつ丁寧に対応し、子どもたちが笑顔で成長できるよう支援していきたいと思います。

◇こども課の3つの係
▽幼児教育係…質の高い幼児教育を推進
教諭・保育士を配置し、育ちや学びのつながりを意識した幼児教育と学校教育の連携を強化します。そして、学校と児童センターの連携を含め、一元的かつ切れ目のない支援体制と保育・教育環境を整えます。

▽子育て支援係
幼稚園、保育園、認定こども園などの運営、児童手当や子ども医療の助成など子育て世帯を支援していきます。

▽子育て相談係…継続的かつ一貫性を持った支援体制
保健師・看護師・助産師・保育士・社会福祉士などが結婚・妊娠・出産・子育てといった幅広い相談に対応し、子どもの成長に合わせた継続的な支援を実施します。

妊娠届はこども課で受け付けます

こども課の場所:教育会館2階
【電話】88-8771

◇安心できる出産・子育て環境を~出産・子育て応援交付金
予算額:1,411万円
安心して出産・子育てができるよう、妊娠期から子育て期まで、継続して面談や相談ができる環境を整備します。また、相談支援などのタイミングに合わせて出産応援金と子育て応援金を支給します。

▽妊娠届時
・出産応援金(妊娠1回につき5万円)
・妊娠面談(相談)

▽妊娠8か月頃
・妊娠面談(相談)・妊娠後期~産後向けの情報提供

▽出産後
・出生時面談(相談)
・子育て応援金(子ども1人につき5万円)

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