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自治体の皆さまへ

特集 楽しみつくそう!みんなのふくい桜マラソン(2)

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福井県福井市

■市民の皆さんに、ふくい桜マラソン2024にかける思いを伺いました。
▽福井がひとつになる日
「30代半ばのときにマラソンを始めたきっかけは、ダイエット。妻の勧めでかつて行われていた『福井マラソン』に初めて出場したときは、万が一何かあったらと、健康保険証を持って走りました。ただただ、つらかったです」と、当時を懐かしむのは、ふくい桜マラソン大会PRサポーター隊で、ランニングチーム「チーム一期一会」代表の大竹口さん。
少しでも楽しく走る方法がないかを考え、思い付いたのが趣味で持っていたプロレスの覆面。タイガーマスクの覆面はかなり目立ったようで、たくさんのランナーから声をかけられるようになり、仲間が増えていきました。
「応援は、ランナーにとって最高の励ましなのはもちろん、楽しみでもあるんですよ」。岐阜県で行われた揖斐川(いびがわ)マラソンでは、「地元の子どもが描いた応援看板が何か所にも立っていたり、地元の小学生とハイタッチしたりして、地域一丸となった取り組みに元気をもらいました」。「名古屋ウイメンズマラソン」の応援に行ったときは、「記録を狙う人から仮装した人まで、それぞれのランナーの人間模様が垣間見えて、見応えがありました」。
大竹口さんは、3月31日が「福井がひとつになる日」だと力を込めます。「今回は記念すべき第1回の大会。全国から参加者が集まるでしょう。走るだけでなく、応援、ボランティアも含めて、市民一丸となって盛り上げていきたいです。ぜひ、いろいろなかたちで参加してください」

▽応援する自分たちも一緒に走っている
「昔はバドミントンをやっていて、練習前に10キロ走っていました。助っ人で駅伝に駆り出されるくらい速かったんですよ。高校時代は10キロ36分台。もちろん『福井マラソン』も走ったことがあります」と笑顔で話すのは、森田公民館館長の酒井さん。
ふくい桜マラソンではコース全体の約8分の1を森田地区が占めることや、ペアリレーマラソンの中継点もあることから、「地区を挙げて協力したい」と話します。
酒井さんは、1年前プレ大会「トライアルラン2023」で、給水のボランティアに参加しました。ランナーを応援するつもりが、ランナーから手を振ってもらったり、ランナーの「ありがとう」「ごちそうさま」という言葉に、「自分たちも一緒に走っているんだ」という気持ちになったと言います。
「これまではコロナ禍で、各地の大会で沿道での応援が制限されていましたが、やっと大声で声援を送ることもできるようになりました。ランナーやボランティアでの参加は、募集枠に限りがあり、全員の参加は難しいでしょう。しかし、沿道での応援ならば、誰でも参加できます。皆さん、ぜひ一緒に沿道でランナーを応援しましょう。私たちは、沿道での声援やボランティア活動で精一杯応援します。ランナーの皆さんには、日頃の成果を存分に発揮して頑張ってほしいです。地震や水害、戦争など、最近の世の中は暗い話題ばかり。ランナーの皆さんが頑張っている姿で、市民を元気づけてほしいです」。

▽仲間と一緒に最高のサポートを
1年前プレ大会「トライアルラン2023」では、学校を挙げてボランティアとして参加した学校法人大原学園。
ゴール後のランナーにあんパンを提供するボランティアに参加した藤田さん。「ランナーから、笑顔で『ありがとう』と声をかけてもらえてうれしかったです」。
藤田さんは、石川のマラソン大会を親子で一緒に走ったことがありました。つらくて途中で歩きたくなりましたが、沿道からの「頑張れ」という応援の言葉に元気をもらい、最後まで走り切ることができたそうです。
このような経験から、ふくい桜マラソン2024では、沿道でエイドステーションのボランティアをやってみたいと言います。「晴天の桜の中で、ランナーの皆さんと同じ景色を見ながら盛り上げたいです!」。
同じく、ゴール後のランナーにマスクを渡すボランティアに参加した萬匠(ばんじょう)さん。「担当したコースは、小さなお子さんが多かったので、見ていて応援したくなりました」とはにかみながら話します。
雨の中でも笑顔で走っているランナーに勇気づけられ、「自分も走ってみたい」、「友達と一緒に走ってゴールしたときの達成感を味わってみたい」と思ったそうです。
「走るのは苦手なので、ふくい桜マラソン2024では、スタートの近くでボランティアを行い、緊張感をランナーと一緒に楽しめたらいいなと思います」。
大原校長先生は、「人のためにするのではなくて、自分の楽しみを感じられるところがボランティア活動のいいところです。個人で参加となると難しいですが、同じクラスなど仲間がいると参加しやすいと思います。周りの人に呼びかけて、みんなで参加してほしいですね」と大会への期待感を熱く話てくれました。

■ふくい桜マラソン2024に参加しましょう!
▽参加するなら、走りたい!
Q.一般枠の募集はいつから?
A.7月19日から始まります。ほかの出走枠など、詳しくはホームページをご覧ください。

▽応援ステージで盛り上げたい!
Q.応援ステージってなに?
A.9.98スタジアムで、吹奏楽、和太鼓、ダンス、チアリーディングなどを披露して、ランナーを盛り上げます。

▽ボランティアとして支えたい!
Q.どんなボランティアがあるの?
A.配布物封入、ランナーの受付、会場誘導、コース沿道整理などがあります。ボランティア初心者も気軽に参加できます。

皆さん、記念すべきふくい桜マラソンの第1回大会に参加しませんか?「はしる」、「みる」、「ささえる」の相乗効果により、この大会はより素晴らしいものになります。
家族や友人にも声をかけて、みんなで「つながって」一緒に福井を盛り上げていきましょう。

問合せ:スポーツ課
【電話】20-5355【FAX】20-5746

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