文字サイズ
自治体の皆さまへ

美浜町レイクセンターが開業

7/27

福井県美浜町

4月12日に、美浜町レイクセンターと再生可能エネルギーで航行する遊覧船としては国内初となる電池推進遊覧船のオープニングセレモニーが開催されました。
オープニングセレモニーには、国をはじめ、県、若狭町、漁業・商工・観光関係者等、約70人が出席しました。
セレモニーでは、電池推進遊覧船の愛称とイメージキャラクターが発表されたほか、テープカットやみずうみ保育園の園児によるバルーンリリース、(一財)チアドリームプロジェクトによるチアダンス等が行われ、三方五湖における観光拠点施設の門出を祝いました。

■電池推進遊覧船の愛称
電池推進遊覧船の愛称は、1号船が「Coot(クート)(和名:大鷭(オオバン))」、2号船が「Grebe(グリーブ)(和名:鳰(カイツブリ))」です。
電池推進遊覧船は静粛性が高く、湖面を泳ぐ水鳥を想像させることから、船名は三方五湖に生息する鳥の名前を採用しています。
イメージキャラクターは、それぞれの特徴をモチーフに、愛嬌ある親しみやすいデザインとしています。(本紙参照)

◇1号船「Coot(クート)」
主要寸法:全長18m、幅3.8m(最大3.94m)、全高2.2m
材質:FRP製
総トン数:14トン
客席数:27席(最大40人)
建造事業者:大谷造船工業株式会社(福井県美浜町)
その他:リチウムイオン2次電池(298kWh)搭載

◇2号船「Grebe(グリーブ)」
《今夏完成予定!》
主要寸法:全長18m、幅3.8m、全高2.5m
材質:軽合金製(アルミ)
総トン数:約14トン
客席数:31席
建造事業者:株式会社杢兵衛造船所(滋賀県大津市)
その他:リチウムイオン2次電池(298kWh)搭載

■浦見川航行の安全対策
電池推進遊覧船の航行ルートは、美浜町レイクセンターを発着とし、久々子湖から浦見川を通過して水月湖に抜け、折り返すルートとなっています。
四季折々の彩りを見せる三方五湖遊覧の名所「浦見川(運河)」は、約360年前に水害対策として開削された人工水路であり、川幅が狭隘(きょうあい)で水深が浅く、更に蛇行していることから、遊覧船と他船が擦れ違うことが困難な場所です。
そこで、町では、福井県や若狭町と連携し、電池推進遊覧船をはじめ、漁船や競技用ボート等が浦見川を安全に航行できるように、遠隔で監視・操作する安全航行システムを構築しました。
このシステムは、再生可能エネルギーを動力とするもので、浦見川出入口に、船の航行状況を表示する電光掲示板を設置するとともに、河川内を監視するカメラ、また、河川内の滞留者に注意喚起を促すスピーカーを配備し、更に、河川の水位計と流向・流速計のデータ、すべてを無線通信回線により遠隔監視・操作するもので、全国初のシステムです。
町では、今後も、福井県や若狭町、指定管理者である三方五湖DMO(株)等と連携し、河川利用者への周知を図り、安全を最優先に、三方五湖の魅力を発信していきます。
(※詳しい内容につきましては、本紙またはPDF版をご覧ください。)

《快適な三方五湖クルーズでした!》
●乗船券 No.1とNo.2を購入された 瀧 博文さん・瀧 さち子さん(敦賀市)
30年ほど前に遊覧船に乗って以来の乗船でした。当時は、エンジン音を響かせながら進む船でしたが、電気で進む船に乗れると聞いて、友達に招かれて乗船しました。
電池推進遊覧船は音が静かで、とても乗り心地が良かったです。ガイドさんには、三方五湖や浦見川、野鳥のこと等を詳しく教えていただき関心しました。
水鳥が飛来する時期だと、近くで観察できて、なお良いのではないかと思います。
若狭町で育ち、現在は敦賀市に住んでいますが、電池推進遊覧船に乗って、三方五湖の魅力を再認識しました。

お問い合わせ先:町観光誘客課(担当・武田)
【電話】32-6705

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU