美浜発電所の状況について

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〈美浜1号機〉
廃止措置中(平成29年4月19日～)

〈美浜2号機〉
廃止措置中(平成29年4月19日～)

〈美浜3号機〉
運転中(令和4年9月26日～)

■美浜西小学校放射線防護対策工事が完了しました
町が、令和4年10月から行っていた美浜西小学校体育館の放射線防護対策工事が完了しました。
この工事は、原子力発電所で万が一の事故が発生し、環境中へ放射性物質が放出され、町外(おおい町または大野市)へ避難等が必要となった際に、直ちに避難を開始することが困難な方(要配慮者(※))や住民がその場に留まらざるを得ない場合に備え、避難準備が整うまでの間、被ばくのリスクを下げながら、安全に一時的な屋内退避を行うことができるよう、施設に放射線防護対策を実施するものです。
※要配慮者とは、障がい者や高齢者、要介護認定者、難病患者等をいいます。

町では、美浜発電所からおおむねね半径10km圏内を対象に、放射線防護対策施設を整備しており、これまでに7カ所の施設を整備しています。

《整備済みの施設》
・丹生公民館(丹生)
・竹波原子力防災センター(竹波)
・山東公民館菅浜分館(菅浜)
・美浜東小学校(佐田)
・東部診療所(山上)
・農村婦人の家(山上)
・美浜中央小学校(河原市)

《今回の整備内容》
・原子力発電所から放出された放射性物質を除去し、防護空間の気圧を高める(陽圧化)フィルトリングシステムを整備。
・体育館ギャラリーに空調設備を設置するとともに、停電発生時にフィルトリングシステムや空調等の設備を稼働させるための非常用発電機を整備。
・飲料水や非常食等の備蓄物資や車いす、放射線測定装置等の防災用品を配備。

《施設収容対象者》
西郷地区の要配慮者及びその介助者と施設運営者(町職員等)の合計208名が収容対象です。