さばえSDGs推進センター発
「~地球温暖化と食物~温暖化であの食品が食べられなくなる?」
暑い夏がやってきました。温暖化の影響によるさまざまな気象災害が注目されますが、今回は身の回りの食べ物への影響を考えてみたいと思います。
皆さんはパスタやスパゲティはお好きですか。パスタの原料である小麦(主にデュラム小麦)は乾燥した涼しい季節を好みます。そのため、気温が上がるとその成長や品質に悪影響を及ぼすと考えられています。
これは未来の話ではありません。イタリアでは昨夏、70年に一度ともいわれる干ばつに見舞われ、国民食に大きな打撃を与えました。
コーヒー豆も気候変動の影響を受けやすいといわれています。コーヒー豆の60%を占めるとされるアラビカ種の栽培に適した土地が2050年までに50%にまで減少するという「2050年問題」も指摘されています。
私たちの食卓は世界とつながっています。地球の環境を守り、食やくらしを守っていくためにも、今日から3Rや省エネを実践していきましょう。
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