今年も吉川地区にコウノトリのヒナが誕生

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野鳥が飛び交うまちづくり整備事業の一環として吉川地区に設置されたコウノトリの巣塔で、今年もヒナが誕生しました。なんと今年は4羽が誕生。7月4日には個体識別のための足環を取り付け、検体も採取しました。ヒナを検査した結果、オスが3羽、メスが1羽であることが判明しました。誕生した4羽は7月24日までに無事巣立ちました。
市では、コウノトリがこれからも鯖江の地に舞い降りてくれるように、里地里山の環境を守り、身近な生き物たちが安心して生息できる豊かな自然を次の世代に引き継いでいきます。

《4月》抱卵
オスのJ0301(越前市生まれ　愛称さーくん)とメスのJ0218(兵庫県豊岡市生まれ)のペアが卵を産み、交代で卵を温める様子が見られました。

《5月》ヒナ誕生
ヒナが生まれると親が交代で子守りをし、もう片方の親は餌を探しに出かけます。

《7月》
足環装着…個体を識別するとともに移動経路等に関する情報を得るために、ヒナに足環の装着を行いました。併せて性別確認のために検体採取を行いました。体重は平均より重く、順調に育っていました。
巣立ち…7月21日に1羽、7月24日までに残りの3羽の巣立ちが確認され、吉川地区の巣塔で誕生したヒナは全て巣立ちをしました。

■教えて!コウノトリの素朴なギモン
◇コウノトリの大きさは?
両翼を広げた時の大きさは200～220cm、立った状態での高さは100～110cmになります。

◇サギとの違いは?
サギは首をS字に折りたたんで飛びますが、コウノトリは首をまっすぐに伸ばして飛ぶのが特徴です。

問合先：環境政策課
【電話】53-2227